最初の世代は、ブログ開設時点(2024年2月)で、これ以上G1勝利数が増えないかな、と思われる最も若い世代、2015年生まれの世代です。
まず、当ブログの約束として、次のレースをG1と定義します。
①JRA主催のG1とJ.G1
②地方交流のG1とJpn1
③国際G1
いずれ、グレード制以前のデータもまとめたいと思っていますので、後ほど整理します。
さて、2015年生まれの話に戻ります。
G1馬頭数 23頭(牡馬19頭 牝馬4頭)
G1勝利数 51勝(牡馬35勝 牝馬16勝)
G1レース数が増えていますので一概に比較できませんが、2023年終了時点で最もG1馬が多く(2014年生まれと同数)、また、最もG1勝利数も多い世代です。もちろん、あの名牝が勝利数を引き上げていますが、それだけではない層の厚さがあります。
それでは、ランキングです。あくまでG1馬のみのランキングですので、あしからず。
(1) G1勝利数ランキング
1位 アーモンドアイ 9勝(中央8勝 海外1勝)
2位 オメガパフューム 5勝(交流5勝)
3位 ラッキーライラック 4勝(中央4勝)
3位 チュウワウィザード 4勝(中央1勝 交流3勝)
3位 ルヴァンスレーヴ 4勝(中央1勝 交流3勝)
(2) 重賞勝利数ランキング
1位 アーモンドアイ 10勝
2位 ダノンスマッシュ 8勝
2位 オメガパフューム 8勝
(3) 勝利数ランキング
1位 アーモンドアイ 11勝
1位 ダノンスマッシュ 11勝
1位 オメガパフューム 11勝
1位 チュウワウィザード 11勝
(4) 総賞金ランキング
1位 アーモンドアイ 1,915,263,900円
2位 チュウワウィザード 1,052,190,000円
3位 ラッキーライラック 799,208,700円
(5) 生涯レーティングランキング(牝馬は+4)
1位 アーモンドアイ 124
2位 グローリーヴェイズ 125
3位 フィエールマン 123
さすが、顕彰馬のアーモンドアイです。このランキングでいきなり5冠達成です。中央G1の8勝は暫く破られそうにありません。ただ、同級生同性別にこれだけ強い仔がいたにも関わらず、ラッキーライラックが4勝しているのは立派です。桜花賞で1番人気だったことは伊達ではありません。
牡馬のクラシックホースでは、フィエールマンがレーティングでランクインしましたが、G1勝利数としてはダート馬の3頭(オメガパフューム、チュウワウィザード、ルヴァンスレーヴ)がランクインです。ここにも層の厚さを感じます。
重賞勝利数と勝利数でダノンスマッシュがランクインです。1200mの重賞で荒稼ぎ(7勝)しました。
レーティングでは、国内G1未勝利ながら香港ヴァーズ2勝のグローリーヴェイズが2位でした。4歳時の香港ヴァーズ勝利が評価対象です。なお国内では、天皇賞(春)の2着が最高です。
本日はここまでです。