オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。



先日下記を見て参りました。

ルサルカ      バルセロナ 

ロンヴァルディア  マドリード

トラヴィアータ   マドリード

ノルマ       ミラノ

アイーダ      カリアリ

アイーダ      カリアリ

ロベルトデヴリュー ナポリ

目当ての歌手2人に振られてしまいがっかりしましたが仕方ありませんね。

良かったのはルサルカのベチャワとロンヴァルディアのメーリ、トラヴィアータのサルシでした。

ベチャワとメーリは昔大嫌いだったのに、何故か発声が劇的に変わって来てもう素晴らしいとしか言いようがないです。

それと反対に昔あんなに大声だったのに、あら?聞こえなくなった?というのが何人もいました。

まぁそうなる事は分かりきってましたがね。

スカラ座では主役2人が降板で支配人が出てきて謝っていましたが、それに対してやはりスカラ座らしくブーやら恥さらしとかヤジが飛んでました。最後にソプラノや演出家も恥さらしとか言われてたなー。

まあね、チケットが高いのにスカラ座にはがっかりさせられる事が多いもの。腹立つわなー。

最初っから期待はしてなかったけどね~。

アイーダだけゼッフィレッリの舞台なので大好きなエジプト堪能出来たわ~。

歌手は感心しなかったから何にもならないけどね~(笑)

こんな事にならない様に我が身にムチ打って頑張らなきゃ!

9月から本番再開なのだー😁


🎀「くどう式発声」講座のお知らせ🎀
有り難い事に聴講生が多数になりましたので、開始時間を17時45分からとさせて頂きます。
 老体にムチを打ち頑張ると本人は申しております😁😁😁
よろしくお願いします🙇

6月14日土曜日18時より梅丘パークホールで恒例の「くどう式発声」講座を催します♪工藤健詞が只今74歳にしてまだまだ歌えるのはひとえに発声のお陰だと思います。若い頃工藤は口を開ければハイCなどものともせず楽勝に出ていたのですが、いい声をしているけれどそのうちダメになるよ、と言われ本当にそうなってしまいました。しかしそう言った人達にも明確な答がなく、どうしたらいいのか苦悩していた時に出会ったのがプロッティ氏でした。工藤はプロッティ氏の教えを突き詰めてより明確にしていきました。そして自主企画コンサートに参加して下さる方々に少しでもお返し出来たらと、この発声の法則をアドバイスし始めたのが最初です。世界的に基本の発声を習得した歌手が少なくなっている様に感じる今日この頃ですが、我々の周りでは賛同者も増えて今回めでたく26回を迎える事が出来ました。聴講料は1500円です。ご参加希望の方は下記にメッセージにてお知らせ下さいませ。よろしくお願い致します🙇



2025.5.25
バリトンからテノールに転向中。
やっぱり技術をしっかりやらなければ。
でも才能のある若者なので大丈夫‼️



先日またもや不思議な事があった。我が家のタオルカゴに見知らぬタオルが入っていたのだ。しかも黒マジックでF.K.と書いてある。

F.K.って?名前なのか?

相方も知らないと言う。

実は同じ様な事はこれで3回目だ。

最初は遥か昔、34年位前に、女性物の下着、今はもうシミーズ(シュミーズ)とは言わないのだろうが私の物ではないソレが洗濯物に入っていた。

当時相方は凄くもてていたので誰かの嫌がらせだろうと思ったのだが、それにしてももっと綺麗な物にしたらどうだよ、こんな着古した物じゃなくてさ、と言う位古そうな物だった。

次は行った事のない旅館のタオルだった。

そして今回のタオル·····

F.K.って誰だ???

2人で呪文の様に唱えていたら、 

もしかして?

フサコ クドウ?

謎が解けた瞬間にお腹が捩れる程笑ってしまった。

F.K.は相方のお母さんだったのだ。

今までのも多分お母さんの物だったのだろうな。

相方のお母さんはとても面白い人だった。

だから思い出した瞬間に2人で大笑いしてしまった。

もう会えないのは寂しいけど、時々F.K.と言っては笑い合っている。

楽しい思い出を残してくれた人の1人ですね。






昨日はお弟子君山本氏のリサイタルでした~

色々と心配してたけれど大丈夫‼️

ゲストの滝口さんと共に見事にこなしていた。

良かったあ。

2人共ちょっと日本にはいない美声だものね😍

欲を言えば誰もが驚く様なパンチがもう一つあるといいなぁ。

それは発声を磨くのか人間性を磨くのか。

どちらもだろうがこれからも楽しみだわ〜♥



今年最後の本番終わりました🎀久しぶりにミミのアリア歌いました。練習でうまくいかなかったので絶対に法則通りにやろうと何とか改良しました。相方にどうだった?と聞くと、今迄で最高だったよ、といつも言うんだけど、ホンマかいな。でも中音がなーとブツブツ言ってると、年なんだから仕方ないよ、幾つだと思ってるんだ、みんなもう辞めてるんだよ、と言われます。何だかな····
主催のお弟子ちゃん夫婦、とても素晴らしく成長しています。大手のオペラ団だってこんなに歌える人達いないんじゃない?じっくりとキャリアを積んできた成果がありましたね。流石です。芸大には軽く入れるモノはありましたが殺し文句である奥行きも付いてきました。やったね〜‼️これからも大いに楽しみです♥




本番終わりました♥

久しぶりにフリフリ重ーいドレス😁

もうこういうドレスも最後かな~

評判は良かったけれど自己評価は今イチ。

大反省!

次は12月だ〜、体調整えます!




私は実は隠れワーグナーファンだ。何故隠れかと言うと全部が好きではないから。ローエングリンかトリスタンとイゾルデだったら喜んで見るけど他は勘弁して欲しい。それに外れた声でギャアギャアやる歌手だったりしたらお金貰っても見たくない。

 ワーグナーより好きなのはリヒャルト·シュトラウス。どれも割といいな。 

30年以上前ミュンヒェンでハンス·ホッターのレッスンを受けた時、リヒャルト·シュトラウスの家に連れて行って貰った。ホッターはシュトラウスと姻戚関係だったし大変可愛がられたらしい。懐かしい思い出だ。 

そんな訳でとても期待していたのだ、スカラ座の薔薇の騎士。

ところが···悪いけれど私の中ではでワースト3にランクインした。
私達は1番前の席だったのだが、驚くべき事に声が聞こえない、何歌っているか言葉も分からない。特に狂言回しの様なしょっちゅう出てくるバスが最悪だった。1幕が終わった後私達は全員具合が悪くなってしまった様だ。私1人だったら絶対帰ってたかもしれない。だけど天下のスカラ座❓️の1番前の席なんだから意地でも帰るのやめようと止められた😁





 有名な指揮者なのだろうが(出て来ただけで指揮者が拍手されたの初めて見た)ごくごく平凡。シュトラウスの艶美で濃厚な音楽ではなくまさに相方言うところの少女趣味だった。客層がアメリカ人やドイツ人が多く指揮者追っかけのミーハーが多いのだろう。全く困った事だが世の中こんなものなのだ。
帰ったら是非クライバーで口直ししなきゃな、と思うが忙しくてまだ見直していないのが心残りだ。 

ところでこの帰りにミラノ中央駅で泥棒に狙われてヒヤッとした。こちらは総勢5人だし絶対に取られない様にしているのだが、それでも寄って来られると嫌な感じだ。向こうも小集団でハサミ打ちにして来る。最後にはもっと危なそうな連中がいて怖かった。オペラの帰りで午前1時位になってしまったがミラノ中央駅は噂通りますます過激になった気がする。
これからはもっと気をつけなければとつくづく思った。