昨日に続き「20 Best Leadership Movies」からのご紹介。
第16位にランクされていた作品。
ペップトークは究極のショートスピーチとも呼ばれていますが、ペップトークを習得するためには当然のことですがショートスピーチだけではなく、そもそも説得力のあるスピーチができなければならないわけです。
で、今回「リーダーシップ映画」にスポットを当てているのも・・・
そもそもペップトークが必要な人って、なんらかの組織で(スポーツやビジネスに限らず)リーダー的な役割の人が多いのではないかということと・・・
ペップトークをより効果的にするためにはリーダーシップというのも重要な要素ではないかということ(いくらペップトークのシナリオが良くって、スピーチ力や説得力のある人でも、聴衆から信頼を得られていない人のスピーチは相手の心に響くとは思えません)。
そんなこんなで、このリストを制覇しようと試みているわけですが・・・
この作品で、悪(なのか?)の親玉(マイケル・ダグラス)が説得力のあるスピーチするんですよ。いろんな場面で何回も。
やっぱりアメリカってスピーチ力が物を言う社会なのか・・・
映画の脚本家のシナリオ力が素晴らしいのか・・・
その辺はよくわかりませんが、少なくともオイラは日本で、こんなに説得力のあるスピートをする政治家やビジネスマンや指導者には、あまりお目にかかったことはありません。
あまり・・・というのは全くいないという意味ではないのですが(私の尊敬するメンターは、とても素晴らしい、心を揺さぶるスピーチをされます)、本当に少ない気がします。
心に響くスピーチっていうより、もううんざりするくらいで聞きたくもなくなる説教をする人が「私はスピーチが得意」と勘違いしている人は多いようですけど・・・
って前置きが長くなってしまいましたが・・・
この作品、学ぶところも沢山あるのですが、エンタテインメントとしての満足度も高いので、「お勉強」って気負わずに楽しむことができますので、一見の価値ありだと思います。
- ウォール街 (特別編) [DVD]
マイケル・ダグラス,チャーリー・シーン,ダリル・ハンナ
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
飛行機の整備師をしている父親に育てられたバド(チャーリー・シーン)は、一攫千金を夢みてウォールストリートの証券会社でセールスマンをしている。
㈱と不動産で巨額の富を得たゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)を顧客にすることで実績を上げたいバドはしつこくアプローチした結果、そのチャンスを掴む。
ゲッコーもバドを気に入り、弟子のように育て、その才能を伸ばす手助けをするのだが・・・
それは、ゲッコーがさらに富を増やすためのひとつの手段でしかなく、自分は操り人形だと気付いたバドは・・・
【ペップトークの見所】
いやぁ・・・
面白かったです。
途中から、ペップトークもリーダーシップも忘れちゃってて(爆)。
で・・・素朴な疑問もあるのですが、この作品でマイケル・ダグラスは1987年アカデミー賞の主演男優賞を受賞しているんですけど・・・
この映画の主人公ってバド(チャーリー・シーン)ぢゃないの???
そんな疑問はさておき、冒頭に書いた通り、ゲッコーがあちこちで素晴らしいスピーチをするんですよ。
その中でも、最も説得力があったのがコレ。
Chapter:10 1:15’19”~
テルダー社にM&Aを仕掛けているゴットーが、株主に対して、現経営陣がいかにダメかを知らしめ自分たちの正当性を主張します。
そして、ペップトークという意味ではコチラ。
Chapter:14 1:54’01”~
正義のために戦ったつもりがインサイダー取引で検挙されたバドに対し、先輩社員がペップトーク。
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