先日ご紹介しました
「フライングハイ」
の続編です。
前作を観ていないと話の辻褄がわからないかもしれません。
けっこうオバカなコメディなので、理屈抜きにも楽しめますが・・・
過去のトラウマにとらわれていて、自分で自分の未来を閉ざしている・・・
そんな自分自身や、日常の身の回りにいる多くのネガティブな人々に対して何らかの打開策を示してあげたい人には参考になる作品だと思います。
- フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅 [DVD]
ロバート・ヘイズ,ジュリー・ハガティ,ウィリアム・シャトナー - パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
月世界への一般者の旅行が解禁となり、処女飛行をすることになったメイフラワー号。
しかしその機体に問題があると指摘していたテッド・ストライカーは、事業推進派の罠にかけられ精神鑑定をうけることに。
客室乗務員として搭乗する元ガールフレンドのイレインを危険から守るために、病院を抜け出し乗客としてメイフラワー号に乗り込んだテッドだが・・・
【ペップトークの見所】
前作同様、パロディ満載のコメディなのですが・・・
前作とちょっと作風が異なります。
それは観てのお楽しみってことで・・・
いくつか出てくるペップトークもパロディなので、真剣にとらえると腹がたちますが、冷静に分析するとペップトークのツボが見えてきます。
Chapter:07 0:39’03”~
機体のコンピュータが故障し、進路を大きく外れているが、パイロットが努力しているから心配しないように・・・と、乗客に対して現状と経過説明をするイレインなのですが・・・
ペップトークは相手の不安やネガティブな失敗イメージを取り除き、勇気・元気・やる気のポジティブなイメージに転換するのが主目的のスピーチなのですが・・・
こんな話をしたら、相手がかえって不安に陥るという、「悪い見本」です。
Chapter:12 1:04’28”~
地上のコントロールセンターで不安になっているスタッフに対し、過去の実績でテッド・ストライカーに任せておけば大丈夫だと訴える責任者のスピーチ・・・なのですが、ペップトークのツボを抑えながら、思いっきりハズしてしまうところも、脚本家がペップトークのメカニズムを熟知しているからの技ではないかと思えるシーンです。
▼お世話になっている▼ ▼▼▼税理士さんが書いた本▼▼▼ |
▼お世話になっている▼ ▼▼▼社長さんが書いた本▼▼▼ |
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