明後日発表予定の「Best Sports Movies About Coaches」の第8位にランクされている作品です。
高校レスリング部のコーチと部員のヒューマンドラマなので、スポーツ指導者には是非とも観ていただきたい作品です。
- WIN WIN/ウィン・ウィン ダメ男とダメ少年の最高の日々 [DVD]
ポール・ジアマッティ,アレックス・シェイファー,エイミー・ライアン - 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
稼ぎの悪い中年弁護士のマイクは連敗続きの弱小高校レスリング部のコーチをしながら家計を支えていた。
ある日、弁護士の立場を悪用して認知症の老人レオの後見人となり報酬を得る機会を得た。
そこに母親との折り合いが悪く家出をしてレオを訪ねてきたカイルと出会う。
行きがかり上、カイルの面倒をみることになり、マイクが指導している高校に編入させたのだが、カイルはなんと州チャンピオンを争えるほどのレスリングの実力を持っていた。
カイルの加入で勢いが出てきたレスリング部なのだが、カイルの母親がお金目当てにレオを引き取り、カイルを連れ戻すために現われ・・・
【ペップトークの見所】
コメディ的な要素と、しっとりしたヒューマンドラマ的な要素があり、ゆっくりと楽しめる作品でした。
そして、ペップトーカーを目指す者としては、教科書的題材が豊富で、とても勉強になる一本。
Chapter:13 0:58’50”~
マイクの奥さんが、問題を抱えて落ち込んでいるカイルを励まします。
Chapter:14 1:03’23”~
試合直前に、強豪相手にネガティブなイメージを持ってしまった同僚のステムラーに対し、カイルがポジティブなイメージにシフトチェンジするペップトーク。
Chapter:17 1:18’49”~
州チャンピオンを懸けた決勝の直前、緊張しているカイルに対し、コーチのマイクがペップトーク。
そして、この作品でのペップトークの最高のポイントは・・・
「キーワードの埋め込み」と「キーワードの覚醒」にあります。
日頃の練習などで、ネガティブなイメージを払拭し、ポジティブなイメージを持たせるためのイメージのシフトチェンジ用の「キーワード」を埋め込んでおくと、試合の本番前のペップトークは短くて分かりやすく、記憶に残るものにできますし、試合中に「キーワード」一発で、選手のイメージをポジティブに転換したり、やる気のスイッチを入れることができます。
この映画では、その効果的な例がありました。
Chapter:11 0:50’36”~ 「キーワードの埋め込み」となる伏線
Chapter:14 1:04’27”~ 「キーワードの覚醒」
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