明日紹介予定の「オリンピック映画 興業収入ランキング」や、そのほかの陸上競技映画のランキングでもよく見かけるタイトルだったので前から気にはなっていました。
VHS発掘シリーズの第114弾です。
【ストーリーと背景】
幼いころから陸上競技の英才教育を受けてきたゴーディン・セラフィンは、彼女の体格と身体能力に目をつけた医者であり化学者の養子として育てられた。
博士はモスクワ・オリンピックに彼女を出場させることで富と名声を得ることを企てている。
100m、200m、400mの3冠を制することで(当時は女性でこの3冠はいなかった)、2,000万ドルのスポンサー契約と、博士自信の研究の成果で世に認められようと、陸上のコーチやメンタル・トレーナーと極秘のプロジェクトチームを組んだ。
無名の短距離走者がアメリカ国内でのオリンピックの選手選考を兼ねた大会で頭角を現し、一躍人気者に。
3種目のアメリカ代表としてオリンピックに出場が決定したゴールディンなのだが、博士が彼女に与えた骨格の成長促進のため、体と精神に異常をきたしはじめ・・・
【ペップトークの見所】
3冠を獲得すれば2,000万ドルのスポンサー契約という、彼女を差だててくれたスタッフの期待と、アメリカ国民みんなの期待を一身に背負ってのモスクワ・オリンピック出場が、政治的な問題でボイコットになってパアになる・・・
って悲しい結末なのだろうと思っていたら・・・
この作品は1979年公開で、モスクワ5輪は1980年のことだから、この映画が公開された時点では、誰もモスクワ・オリンピックにアメリカが出場しないなんて思っていなかったワケですね・・・(汗)。
てなことで、結末は全く違うのですが、ネタばれになるので書きません。
・・・で、この作品は、主人公とメンタル・トレーナーの女性の信頼関係が実に素晴らしく描かれていて、ペップトークも、コーチより彼女からの方が多いです。
特に印象的だったのは
0:18’24”~
思わぬ予選敗退で落ち込んでいるゴールディンににメンタル・トレーナーの彼女がペップトーク
義父である博士も、オリンピックの直前に練習が嫌になったゴールディンに
「モスクワで金メダルを取れば世界で一番愛される女性になる」
と励まします。
▼ 主演のスーザン・アントンって歌も歌ってます。 ▼
▼ このブログで紹介したスーザン・アントンの出演作品 ▼
スプリング・フィーバー(Sneakers / Spring Fever)
キャノンボール2(Cannonball Run II)
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▼税理士さんが書いた本▼
【コミュニケーションの課題を解決】
アクティブ・シンキング
妻も子供も上司も部下も・・・
どうして私の話を
聴いてくれないのか
鈴木克欣(すずきかつよし)
日頃あなたは、家族や上司、部下の話を聴いていますか?
私も以前はあまり聴いていませんでした.
本書のタイトルでもある「どうして私の話を聴いてくれないか」
の原因が自分自身にあることを、認識していなかったからです。
個人事業主であるアスリートの税務・会計のサポートをする機会をいただき、
コーチングスキルを知ったことで、私自身が周りの人の話をよく聴くことが、
相手に話を聴いてもらえることになるのだと気づきました。
自らが変化することを決めたのです。
(本文第1章より)