・・・が、本命はこっち(笑)。
スポーツ映画のランキングでも前作より評価が高く
近日紹介予定の「Best Sports Movie Actress」にもランクインしており(これが一番の目的かも・・・)
しかも準主役のトム・クルーズ・・・制作時期があの名作「トップガン」と同じ年(本作の方が随分若く見えますけど・・・)
などなど、オイラの好奇心をくすぐる作品だったのであります。
- ハスラー 2 [DVD]
ポール・ニューマン,トム・クルーズ,メアリー・エリザベス・マストラントニオ - ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
【ストーリーと背景】
前作「ハスラー」(1961年制作)から25年の時を経て作られた続編。
ミネソタ・ファッツとの死闘から25年・・・
エディは酒の販売業で生計を立てていたが、自分自身がキューを持つことはやめても若いハスラーの発掘や育成、マネジメントなどをしていた。
そのエディの目にとまったのが、ハスラーとしてではなく純粋にビリヤードというゲームを楽しんでいる若者ビンセントの姿。
エディはビンセントをハスラーとして育てるとともに、ビンセントのガールフレンドのカーメンをビンセントのマネージャーとして育てることを決意。
大きな大会で稼ぐ(優勝より「稼ぐ」ことがハスラーにとっては重要なのです)ために3人でツアーに出るのだが、エディ自身のハスラー魂に火がついてしまって・・・
【ペップトークの見所】
主演のポール・ニューマンはこの作品で第59回(1987年)アカデミー賞主演男優賞を獲得しています。
人に夢を持たせたり、夢を育むことを支え続ける「ドリーム・サポーター」という視点で観ると、とてもためになる映画です。
また「ティーチング」と「コーチング」の違い、本人に自覚を持たせ、自ら考えて自ら行動するようにさせることの大変さ・・・
そして、本人が良かれと思って自分の判断で行動を起こしたことが、本人にとって成功と感じられることであっても、指導的立場の人間にとって逆の結果にとらえられてしまう・・・人材育成や能力開発のジレンマがとてもよく描かれています。
そしてナイスなペップトークも・・・
Chapter:13 0:57’49”~
「勝負に勝つ」ということしか頭にないビンセントに対して「稼ぐ」ことの重要性を説きます。
Chapter:22 1:53’57”~
エディがビンセントに勝負を挑む・・・