あ、騙されたわけではないです。
素直に感動しました。
スタッフを抱える経営者や部下を持つ上司、起業家の方々には是非とも観ていただきたい作品です。
不可能を可能にするチカラ、不可能を可能にする信頼の連帯・・・
あなたの心にあるモヤモヤを吹き飛ばしてくれるに違いありません。
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
【ストーリーと背景】
家族に見放され、恵まれない環境で育った騎手レッド。
行き場を無くした偏屈で孤独な調教師スミス。
事業では成功しながら事故で最愛の息子を無くした実業家ハワード。
体が小さくて見捨てられた競走馬シービスケット。
3人と1頭は不思議な運命の糸で結ばれて出会い、ひとつの夢に向かっていく。
時は1930年代、世界恐慌の真っただ中。
失意のアメリカ国民に夢と勇気を与える・・・。
【ペップトークの見所】
本当のドリームサポーターって、こんな人たちのことを指すのでしょうね。
もちらん、自分たち、自分自身の夢の実現という前提もあるのでしょうが・・・
骨折した競走馬は安楽死させる・・・そんな競馬界では当たり前の行為(1930年代もすでにそうだったのですね・・・)に背いて、馬を大切に育て、別の働き場所を与えてあげようとする心やさしい調教師。
騎手の失敗を受け入れ、2度目のチャンス、リベンジの機会を与えようとする馬主。
目的・目標達成のために冷酷に切り捨てられていた裏側に、夢を実現させるために本当に必要な何かがある・・・そんなことを感じさせてくれた映画でした。
で、ペップトークもいくつか出てきますが・・・
事故にあって、レースに出られなくなったレッド。全幅の信頼で最高のライバルであるアイスマンにシービスケットを託します。
Chapter:21 1:36’47”~
骨折が治っていない足で周囲が止めるのを振り切りレースに出場することにしたレッド。
同じレースに出場するアイスマンが出走直前に馬上からペップトーク。
Chapter:24 2:07’42”~
↑ コレ・・・友情の素晴らしさにちょっとシビレますよ~
