こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です
毎日更新16日目、めざせ10000日
そして、不動産トップ営業マンになるまでの道のりシリーズ5日目です
このシリーズは、僕の書くペースが遅いこともあるのですが、だいたい一つのブログの執筆に1時間~2時間かかります。
現在の時刻は23時08分です。
最初に、毎日更新16日目とは言ったものの、24時00分までにブログの執筆を終わることができるのか・・・!?
こちらも乞うご期待です!
いままでの回をご覧いただくには、下記リンクからお読みになってください。
「不動産トップ営業マンになるまでの道のり①」
https://ameblo.jp/penthouse-sera/entry-12587695179.html
「不動産トップ営業マンになるまでの道のり②」
https://ameblo.jp/penthouse-sera/entry-12587941100.html
「不動産トップ営業マンになるまでの道のり③」
https://ameblo.jp/penthouse-sera/entry-12588178984.html
「不動産トップ営業マンになるまでの道のり④」
https://ameblo.jp/penthouse-sera/entry-12588432011.html
さて、僕は入社して半年で、天狗になって、坊主になりました。
その天狗になっている最中に、一年に一度の、とある一大イベントがありました。
10月にある、宅地建物取引主任者(現在の宅地建物取引士)の試験です。
入社をしてから、毎週火曜日の休日を返上して臨んできた宅建講習の成果を出すときです。
しかし、究極いい加減適当野郎の僕にとっては、この講習は睡眠時間でした。
朝激弱男でもある僕でしたが、一度この講習に遅刻して、人事部にごっつ怒られた挙句に営業所の所長にまでバカ怒られ、長文の反省文を書かされて以降は、遅刻はしませんでした。
ただ遅刻をしないだけで、教室にさえ入ってしまえば、僕にとっては家のベッドと同じでした。
人事部の見回りはもちろんありますが、教室の後ろに入ってくる程度なので、最前列に座って肘をついて寝ていれば、人事部にバレることはありません。
講習の講師から見れば、僕はお客様なので、厳しく怒られることもありません。
講師とは休み時間にたくさんコミュニケーションをとって、関係も築けていたので、むしろ可愛がられていました。
チョロいもんですね。
とは言えども、大事な講習を聞いていない以上、成績が上がるはずもありません。
宅建試験は、50点満点で例年35点くらいが合格点になりますが、毎週行われる模試で僕の点数が30点を超えたことはありませんでした。
良い時で28点くらい、悪い時で20点くらいでした。
こんな点数をとってしまっていることは、もちろん営業所の所長には言いません。
いつも33点くらいでギリギリなんです、と嘘をついていました。
宅建試験の一週間前までそれは変わりませんでした。
そんな模試の結果を見た講師から「たぶんキミ、今年は無理だよ。」と言われました。
ちょっと待ってくれ、俺はこんな講習に2年も通いたくない!と思い、営業所の先輩にひっそりと相談しました。
「絶対無理じゃん。」と言われました。
更に、「宅建に落ちるようなことがあれば、あの所長のことだからネチネチと一年間いじめられるので、落ちたらすぐにでも異動願いを出さないとキミは精神を病んでしまうよ。」と言われました。
うそだろ、なんでそれを早く教えてくれなかったんだ!と思いましたが、時すでに遅しです。
いや、時すでに遅しとは言ってられません。できる限りの努力をするしかありません。
試験の前日は、宅建試験に集中するために、試験対象者は会社が休みになります。
その日の朝から試験当日まで睡眠を取らずに、勉強をやり続けたのを覚えています。
そのときの実際の写真です。
覚せい剤があれば、絶対にやっていたと思います。
勉強の合間に、同期にLINEして必勝法を聞いたら、「迷ったら4番にマークしておけば大丈夫らしいよ!」と教えてくれました。
冷静に考えればそんな馬鹿なはずがないだろうと気付くのですが、そのときの僕はこれを聞いて、「よっしゃ俺受かったわ」と返信したのを覚えています。
そして試験の当日を迎えました。
ほんまにあかんと思ったらカンニングしよう、と心に決めて試験に臨みました。
試験会場について気づきましたが、周りは明らかに記念受験にしか見えない主婦のおばさまだらけで、挙句の果てに、僕の隣は老婆でした。
カンニングなんてしてしまったら、僕の本来の点数を下回る気しかしません。
こうなると、自分の実力と、同期のアドバイスしか頼るものはありません。
最後の最後まで、無い知恵を振り絞って、見直しに見直しを重ねました。
迷った問題はすべて4番にしました。
合格しました。
宅建は、二日間だけ真剣に勉強して、迷ったら4番にすれば、受かるのかもしれません。
ちなみに合格点数の発表はだいぶ後になるのですが、自己採点の結果は35点でした。
営業所に戻ってから、「今年は36点合格だったりしてね~?」と冗談を言ってきたベテランの営業主任に、「あ?」と返してしまったのは今でも申し訳ないと思っています。
でも、とにかく合格してよかったです。
これも、ひとつのターニングポイントだと思っています。
宅建試験に落ちていたら、新卒2年目で営業成績1位は獲得できていなかったと思います。
新人賞すら獲れていなかったかもしれません。
営業所の先輩が言ったような感じになって、異動願いどころか辞表まで本当に出していたかもしれません。
実際に、宅建試験までとそれ以後で、所長の僕への扱いが変わりました。
その所長は、宅建試験までは新人の研修期間だという考えがあるらしく、宅建試験が終わってからは一人前の営業マンとしてビシバシ指導すると決めているみたいです。
とは言えども、宅建試験前でも結構怒られてはいたのですが、とにかく宅建試験が終わってからの怒られ方はハンパなかったです。
とにかく大きな声で罵声がたくさん飛ぶのですが、そこに「宅建も落ちるしよぉ!」が追加されていたら、精神的に壊れていたかもしれません。
合格できて本当によかったです。
ちなみに宅地建物取引主任者になろうと思うと、宅建試験に合格した上で、宅建講習を受講して免許登録までしないと、宅地建物取引主任者証はもらえません。
宅建の主任者証がないと、重要事項説明書も読めませんし、資格として意味を為しません。
先に言っておきますが、めんどくさいこと後回し野郎の僕は、その免許登録に半年以上行かず、所長を激怒させます。
宅建に受かったくせに宅建証持ってなかったらなんの意味もねぇじゃねぇかよ!馬鹿なのかよ!と怒られました。
まさにその通りです。
さて、宅建も受かって天狗の僕ですが、これから坊主になります。
そこから再起するまで書きたかったのですが、すでに時刻は23時53分です
毎日更新をストップさせたくないので、今日のブログはここまでです
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