新庄動物病院の今本先生のブログより
2011年4月に、東日本大震災と原子力発電所の爆発事故があった場所に入り、国に報告書を上げました。
それが国会議員さんの目にとまり、以降調査をさせていただきました。
当然、一人では無理なので、大学の先生方に協力を依頼しました。
母校という面もあったのでしょうか?北里大学が本当によく協力してくださいました。
そして、2013年にその報告が形になっております。
ここまで事実を報告したものというのは、ないでしょう。
学者と、町の獣医師、現場の人間が何度も会議をして完成させた報告書(←クリックで見られます)です。
http://noui.kitasato-u.ac.jp/japanese_study_impact.pdf#search=%279781934785058%27
何があったか、そして環境放射線をやってきた先生方がどう考えているかについても見ることができます。
ぜひご一読いただければと思います。
4月に現地に入り、5月には、柿崎先生を、それ以降はトンドン拍子でいろんな先生方が手を上げて下しました。
北里大学副学長の伊藤先生も、、、本当に線量の高い地域に入り、色々と考えて下しました。
我々のまとめとしては、
本調査においてこの警戒区域において莫大な数の動物の命が奪われたことが明らかになった。この死因は直接的な放射線による影響(急性放射線障害)ではなく、津波による死と、動物の飼育者が警戒区域に立ち入り難くなったことによる餓死が大半である。
と書いています。
さらには、
警戒区域内での保護活動は震災から2カ月が経過してからやっと開始され、もっと早期の保護活動が行われていればと思わざるを得ない。
と書かれています。これは、震災後に多くのボランティアの方が、現地に出向いて救助活動を行っていたことがなければもっとたくさんの犠牲があったということも言えると思います。
今回のように立入制限がされるような原発事故の場合は、同伴避難が最適と考えられる。
といったことを示したりもしております。
そのために自治体も、その対応もすべきであるとも記載しています。
ほんとうに獣医師たちが、あの状況を思いながら意見を戦わせて何度も何度も文章に手を加えて
そして完成させたものになっております。
震災で動物の救助に関わられた方にはぜひ、ご一読いただければと思います。
今回の調査チームは、全ての動物救護に関わった方々に対して敬意を示すべきだと考えております。
・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆・:ここまで
聞きました??(この場合、読みました?か)
今回のように立入制限がされるような原発事故の場合は、同伴避難が最適と考えられる。
ですよ!!
みなさん絶対ですよ
また、報告書は相当長いので。。。。
お時間あるときにどうぞ、、、、
また、相当ショッキングな写真も多々あります。
こういう写真を見ると。。。。
今も人間のいない場所に生きている動物たちはホントは奇跡の子たちなんだと思います。
だからこそ、助けたい。
生きてほしい!
って思うのです。
うちの子たちも
奇跡の子です。
また、福島県にいる子もすぐ近くの子も
家族を待っている子たちがいます。(ごめんなさい、ワンコは一つだけの紹介になります)
ねこかつ
またたび家
ふに三昧☆猫だらけ~くな&ぴゅる&ぽむの日常(まだまだ工事中^^;)
ねこに和み
福島被災動物レスキュー RAIF
ヨモギダイフク
彼らに新しい家族の温もりを知るチャンスをください
ガンジーの言葉
「国の偉大さ、道徳的発展は,その国における動物の扱い方で判る。」