基礎からしっかり学んで、ワンランク上の作品作りをしませんか？
武蔵小金井の刺繍＆洋裁教室まにあ～なの千葉恵です。
生地にはそれぞれ用途があります。
インテリア用などは最初からその用途で織られているいるので、生地幅が広かったり、しっかり織ってあったりしますね。
まあ、絶対に服として縫ってはいけない、というわけではありませんが
（映画のサウンドオブミュージックみたいにね）
よく吟味しないと、違和感があると思います。
これから夏に向けて、綿の花柄などで服を作りたい方も多いでしょう。
でも気を付けないと、服地とパッチワークなどの手芸用の生地とは違います。
もちろん、作れないわけではありません。
すごくその柄が気に入って買ったのなら、それはもう個人の自由です。
でもやはりどこか、安っぽさが残るんですよね。
昔家庭科の課題で服を作った時のような感じ。
同じ綿でも違うのですよ。
例えば、市販のブラウスでブロードの素材のものってほとんどありません。
ブロードのプリントで作ると、とても「手づくり感」が出ます。
それがすてき！かわいい！と見えるのは、子供服まで。
大人の女性が着るには、ちょっと残念かも。
いやいや、手作り大好きだし、好きな柄だし、大きなお世話！
という方はもちろん、お好きにして結構です。
でもなんか残念なのはなぜ？
と思っている方がいたら、選ぶ素材が服地ではないからかもしれません。
今は洋裁をする人が減ってしまったので、同じ生地屋さんでもいわゆる「服地屋さん」がほとんどなくなってしまいましたね。
逆に服地屋さんでパッチワークなどの素材を探そうとしても、これも無理があるように思います。
すごーく生地選びが上手でセンスのある人なら、どちらでもその中から合うものをチョイスできるのでしょうが。
このブログを読んで、「いや、なんか納得いかない」と感じた人ほど、注意です。
「あー、なんとなくわかるかもー」という方は大丈夫かな。
手芸カフェまにあ～なで生地を売っていたころ、服地も扱っていましたが、バッグの裏や刺繍作品にも使えるようにコットンプリントも置いていました。
小花がらを気に入ったお客様が、ワンピースを仕立てるのにほしいとおっしゃったのですが、
それはどう見ても手芸用。
そうご説明しても、納得していただけなかったので、生地を体に当てて鏡で見ていただきました。
そうしたら、一目で納得していただけました。
次に、服地の綿のプリントを当ててみたら、すごくエレガント！
自分の服を作るときは、必ずその生地を体に当てて、鏡で見てみてくださいね。
服地屋さんなら、必ず姿見が置いてあるはずです。
今日のHAEDはここまで。
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