この時間は,空旅をお送りします。
今回は、初めて乗った国内線LCC、Jetstarを利用した空旅です。
ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,ごゆっくり!
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前回は、いろんな料金タイプを比較してチケットをゲットしたところまでのお話でした。
その時点での疑問は次の三つでした。
・紙のチケットが欲しいけど発券してもらえるのか?
・手荷物の制限7kgってどこで測るの?
・500円のバウチャー付きチケットで予約したけど、バウチャーって、どうやって機内で提示するの?
では搭乗当日です。
いつもは素通りしていた福岡空港国内線のLCCカウンターエリア。
きっと全てセルフでしなくちゃいけないんだよねえって不安いっぱいです。
そもそも1階のチケットカウンターに立ち寄ることは滅多になく2階のJAL・ANA優先カウンターばかり、1階のカウンターはたまに乗るFDAくらいでしょうか。
さて、この写真で、疑問のうちふたつは解決し、新たにひとつ問題が発生します。

まず、手荷物の重量ですが、右下に見えている体重計のようなものに載せて自分で測ります。
ここで7kg以上あれば、発券機で予約番号を入力して、預託手荷物ありをタップしてタグをプリントアウトして自分で貼り、奥の有人カウンターに持ち込むという仕組み。
ところで、発券機でチェックインする前のワタシのチケットはこんな状態。

モバイルチケットだけ、もちろん預託手荷物がなければ、オンラインチェックインをして、このまま搭乗もできます。
ワタシは紙のチケットが欲しかったのですが、あれ?成田ー新千歳のチケットが表示されない、それに、発券機から出てきた荷物タグは成田が目的地になってる。
これはもしかして予約するときに乗り継ぎ便がうまく反映されてないのではと不安になり、ジェットスターのアプリで検索してみたら…
…なんと!

ここで問題が発生。
原則、乗継便には対応していない、つまり成田でいったん荷物を受け取って、再度成田で新千歳便のチェックインをして荷物を預ける必要があるということです。
乗継時間を考慮していないと大変なことになります🥵
ただ、たまたま今回は、成田空港周辺の駅巡りをしたり昼食を摂る時間を確保していたので、乗継時間は3時間ほどあります。
結果的にこれが正解、ことなきを得ました。
そして、紙のチケットですが、発券機でチェックインをしたときに勝手に出てきました。

このジェットスターのチケットですが、各空港で仕様が違うのはびっくり、写真の福岡空港発券のチケットは紙質が厚く、いちばん保管しやすかったです。
さて、超久々の北保安検査場から制限エリアに入りましょう。

搭乗口は北の果て1番です。

いつも、早朝の福岡空港にやってくると1番にジェットスターが停泊しているので、きっと1番だろうなと思っていました。
成田便で、沖留めだったら移動が大変です。
へえ、いちおうJALとのコードシェア便なんですねえ。

ちなみに、ここにも体重計があります。
近くに地上係員の方がいらっしゃると、制限内7kg以下の重量であれば手荷物にタグをつけてくれます。
明らかに小さなポーチやバッグなら、ここで計測しなくてもそのまま搭乗させてくれますが、やばそうなキャリーバッグでタグが付いていないと、ここで再計測するように求められることがあるそうです。
もし制限エリア内でお土産を購入したりして、重量オーバーになると、割高な受(預)託手荷物料金を取られますので注意が必要です。
ベストは、空港に着く前にオプションで追加しておくことです。
空港到着後のカウンターでの料金で高くなり、上写真の体重計に乗った後だと、さらに高くなります。
はっきりした金額はワタシの調査不足と路線によっても違うのかもしれませんが、空港到着前なら1500円、空港カウンターなら3000円、搭乗口だったら4000円というような割合で上がっていくと思います。
今日の機材は、こちらの機材です。

A320かな?知らんけど💦
優先搭乗なんてないよねえ、LCCだからみんな平等だよねと思ったら、意外にもありました。

窓側優先は機内混雑を避けるためというのが理由ですが、「優先搭乗」には非常口座席も含んでいました。
ということで、お手伝いが必要な方の後にさっさと機内に入ることができました。
このあと機内に入ると衝撃の光景が…
…指定座席である最前列の1Aに座ると、なんと壁がない!🥵

これまで乗った飛行機は、前に壁があったんですがそれがない!
足伸ばしてたら後に乗ってきた人に足踏まれるやん!
そして通路を挟んで対面にはCAさんのシートがあるじゃないですか!
これって離着陸時は、CAさんとお見合い席になるってことですよねえ、まあワタシとか気にならないから良いけど、男性の方とかけっこうしんどいんじゃないかって思います。
そして非常口座席なので、手荷物は、全て上のラックへ、航空会社によっては肩掛けのショルダーバッグはOKだったりしますが、ジェットスターはそれもダメ、スマホ、ハンカチはOK、タブレットもギリOKで付属のキーボードはNGでした。
ノートパソコンは持っていなかったので確認はしませんでしたが、聞いてみればよかったかなあって後悔しました。
ところで前方に壁がないので、収納ラックは横に付いています。

この収納ラックにいろんなものが入りそうですが、これは1列3席の3人共用みたいなもので、ここに3席分のパンフレットなどが詰め込まれているので何も入れることができません。
特に非常口座席なので、避難誘導の方法などが書いてるパンフレットを着席後読まされ、そのパンフレットも3席分入っています。
さていよいよ出発、初めてのジェットスターの旅がスタートしました。

ちなみに出発時のトーイング作業はJALが行っていました。
今日は南向きに離陸です。

目の前にCAさんいるので、ずっと機窓を眺めていました。
でも、機内Wi-Fiはないし、雲が出てきて、どこを飛んでるのか分かんなくなっちゃったけど。

水平飛行に入ると、ここで最後の疑問が解消しました。
500円のバウチャーですが、そもそもペーパーではないし、別にスマホの画面を見せるとかでもなくて、予約時に購入したことになっているので、CAさんのほうから、「軽食は何になさいますか?」と聞きにきてくれました。
ということでホットコーヒーとバウムクーヘンにしました。

機内サービスとしてのドリンクの無料提供はないし、シートの種別に関係なく食事オプションはつけられるので、同じようにサービスを受ける人はバラバラ、1列めの左右6席で500円のバウチャーを使ったのは3人でした。
このバウムクーヘン美味しかったんですよ。

成田からの乗継便も同じ料金タイプですが、また食べたくなっちゃいました。
ホットドリンクはカップで提供されるのですが、ちょっとここでイジワルな疑問が生じました。
お話ししたとおり、ジェットスターでは全席へのドリンクサービスはありませんが、機内への飲料持ち込みはOKです(ただしアルコール飲料は機内販売のみ)。
しかし、アルコール飲料でなければ何でも持ち込めるかというとそうではなくて、カップに入ったホットドリンクは不可となっています。
ジェットスターによると、理由として、機内でこぼして周囲のお客様に火傷を負わせるおそれがあるためということなんですが…そうなら、このワタシが飲んでるホットコーヒーはどないやねん!これもあかんのとちゃうんかい!どうなんや!出てこい社長!…ああっ、カスハラ違いますよ、そんなこと思っていませんからね、ただ何でかなって思っただけですよ💦
つい記事を書きながら口に出して叫んじゃった、んなに?
ダンナの独り言:きっと、フタがちゃんとしまるかどうかで分けているんだと思うよ、紙の容器は全部ダメとかペットボトルじゃないとダメとは書いてないでしょう?それと、ペットボトルなら何でもOKってわけじゃなくて、アメリカだと保安検査後に買ったペットボトル飲料は持ち込みできるけど、乗り継いだりすると、そこで没収されることがあるよ。
あっ、ウザ、アメリカかぶれ🇺🇸! ジェットスタージャパン🇯🇵の話しとんや!人のブログに勝手に登場すな!
すいません、冷静になって、CAさんが後方に行ってる間に前方を撮影。

ギャレーの光景はあまりフルキャリアと変わらない気がしますが、この部分、壁があるのであまり真剣に見ることはないんですよね。
カーテンなど、コーポレートカラーのオレンジでまとめられていてCAさんの制服もオレンジとブラックでした。
相変わらずどこを飛んでるか分かんない。

伊豆半島あたりまでは、羽田便と変わらないルートですよねえ。
紀伊半島とかかなあ?

あっ!富士山!

もうすぐ着陸ですね。
初めての成田空港、ワクワクです。
(令和6年10月撮影)