富山地方鉄道・上市駅 富山の駅をぐるり24 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、富山県の駅をぐるりします。

本日の駅は、スイッチバック構造となっている富山地方鉄道(地鉄)本線の上市駅をご紹介します。

 

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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本日は、地鉄本線の途中駅でありながらスイッチバック構造になっている上市駅をご紹介します。
てか、農協の紹介って思われちゃいますよね。
実は上市駅、かつては商業施設が入居する駅ビルだったのですが、商業施設が撤退し、農協が入居する駅となっています。
ただ、一部商業施設も入居しています。
上市町自体は人口1万8000人ほどの小さな街なので、ごらんのような一部3階建ての駅ビルがあったこと自体ビックリしました。
 
駅前です。
スイッチバック駅で、頭端部分をそのまま進むと正面の駅前通りに進むことになるのですが、実際に昭和初期まで、この駅前通りの先に旧上市駅があって、現在の上市駅は上市口駅という名称だったんだそうです。
現在の上市駅と旧上市駅の開業が昭和6年、旧上市駅までの区間が廃止されたのが昭和8年だそうですから、この駅前通りを列車が通っていたのはわずか10数年だったことになります。
 
そのような短命な路線ですから、廃線跡の痕跡はほとんど残っていないようです。
駅前通をまっすぐ進むと旧上市町役場があったと言われる南町交差点あたりに出てくるのですが、かつての上市駅は役場に転用されたとのことなので、そのあたりに旧上市駅があったのではないかと思います。
駅前には地下道もあります。
 
こちらは食堂街のあと、結構遅い時間まで営業していたんですねえ。
 
駅舎に入ってみます。
古いビルなので暗いイメージを予想していましたが、ビル自体は古いものの明るい感じの駅舎でした。
 
観光案内所ではおみやげも打っているようです。
 
パン屋さん、お客さんがちょこちょこ出入りしていましたので人気があるようです。
写真左側には駅ピアノもありました。
 
出札窓口と自動券売機です。
運賃表のレイアウトをみると、上市駅が地鉄の中心のように描かれています。
 
改札です。
自動改札機は2台設置、うち1台はえこまいかなどICカード専用となっています。
なぜここにANAのパンフ置き場が???
JAの旅行会社でも入居しているのでしょうか?
 
では構内に入ってみましょう。
頭端構造の2面3線となっていますが、のりば番号の振り方が???です。
 
こちら頭端部分を見たところです。
のりば番号は左から3,1、2と変則的に振られています。
 
お約束の末端部、あっ!架線の末端部を撮影するのを忘れてしまいました。
 
駅名標です。
スイッチバック駅らしい表示です。
広告の「日本海みそ」は上市町に本社があるメーカーです。
 
ほかに、電照式の駅名標があり、こちらはアルファベット表記なしとなっています。
駅名標の横には映画「おおかみこどもの雨と雪」の大きなパネルがありますが、ここ上市町は監督の細田守氏の出身地です。
 
そのほか構内には保線車両などが留置されている側線が何本かあります。
正面の車両はラッセル車でしょうか?
 
スイッチバック駅の分岐部分です。
左が電鉄富山方面、右が宇奈月温泉方面です。右端の事業用車両がある線路は留置線です。
分岐構造からすると、上下列車とも1~3のりば全てに入線可能な構造になっているようです。
 

 

(令和5年6月訪問)

 

 

 

 

富山ふるさとマーケット

 

 

本日は氷見市からお届け!!!