4年ぶりの英国ロイヤルオペラ。
とても楽しみにしていました。
今回はなぜか老朽化で休館目前の神奈川県民ホールと、渋谷の坂道と人混みのNHKホールという、自分的には究極の選択?みたいな会場チョイスでしたが、結局は(週末の渋谷に気が進まず)神奈川県民ホールを選びました。
以下ネタバレも少し。
6月22日
神奈川県民ホール
「リゴレット」
自席は1階6列。
6列目と言っても県民ホールでは最前列ですが、B席なだけあって凄いサイド💦。
でも、パッパーノさんの指揮姿が真横的に見えて◯でした。
カラヴァッジョ風のオープニング。
本当にあっという間に終わってしまった・・
とにかくリゴレットとジルダが素晴らしかった!!
ネイディーン・シエラさん、初めて聴きましたが容姿も歌も良いですねぇ。
デュピュイさんのリゴレットは道化のダークさよりも、優しい父親としての面が際立つ感じ。そしてリゴレットにしては長身でハンサム。
いつも通り、マルッロの旦那ぁ、と第2幕ラストのジルダ、リゴレット二重唱は涙涙でした。(復讐の歌、すごく好き)
ロンドンでは12歳以下入場制限があった演出とのことで、確かに若干のそのような場面もありましたが、演出全体としてはそれほど違和感のないものでした。
とは言え、公爵が鬼の形相でモンテローネの目を潰す場面は仰天しました・・。
人の心が分からないある意味モンスターですから、さもありなんですが。
パッパーノさんの音楽、奔流に呑み込まれるようで素晴らしくまとまっていました、そして所々泣けるほど美しくもあり。(なんて貧弱なボキャブラリー)
公演後はパッパーノさんのアフタートークもあって、満足度プラスαな1日でした。
久しぶりに山下公園をぶらり。