英国ロイヤル・オペラ2024年日本公演「リゴレット」神奈川県民ホール | サーシャのひとり言

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音楽や絵画など日々見たり聴いたりしたことの備忘録的ブログです。

4年ぶりの英国ロイヤルオペラ。

とても楽しみにしていました。

今回はなぜか老朽化で休館目前の神奈川県民ホールと、渋谷の坂道と人混みのNHKホールという、自分的には究極の選択?みたいな会場チョイスでしたが、結局は(週末の渋谷に気が進まず)神奈川県民ホールを選びました。



以下ネタバレも少し。


6月22日

神奈川県民ホール

「リゴレット」







自席は1階6列。

6列目と言っても県民ホールでは最前列ですが、B席なだけあって凄いサイド💦。

でも、パッパーノさんの指揮姿が真横的に見えて◯ラブでした。


カラヴァッジョ風のオープニング。


本当にあっという間に終わってしまった・・

とにかくリゴレットとジルダが素晴らしかった!!

ネイディーン・シエラさん、初めて聴きましたが容姿も歌も良いですねぇ。照れ

デュピュイさんのリゴレットは道化のダークさよりも、優しい父親としての面が際立つ感じ。そしてリゴレットにしては長身でハンサム。

いつも通り、マルッロの旦那ぁ、と第2幕ラストのジルダ、リゴレット二重唱は涙涙でした。(復讐の歌、すごく好き)


ロンドンでは12歳以下入場制限があった演出とのことで、確かに若干のそのような場面もありましたが、演出全体としてはそれほど違和感のないものでした。

とは言え、公爵が鬼の形相でモンテローネの目を潰す場面は仰天しました・・。

人の心が分からないある意味モンスターですから、さもありなんですが。

パッパーノさんの音楽、奔流に呑み込まれるようで素晴らしくまとまっていました、そして所々泣けるほど美しくもあり。(なんて貧弱なボキャブラリーえーん)


公演後はパッパーノさんのアフタートークもあって、満足度プラスαな1日でした。


久しぶりに山下公園をぶらり。