「ラ・マンチャの男」帝国劇場 | サーシャのひとり言

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ミュージカル「ラ・マンチャの男」
2019年10月26日
帝国劇場


久しぶりにミュージカルに行ってきました。
ドン・キホーテファン照れの私としては、松本白鸚さんのラ・マンチャの男は一度は観てみたい演目でした。
念願かなって大満足です。⤴️
映画で聞き知っていたミュージカルナンバーの数々にも結構、涙ぐんでしまいました。

また、再読してみようかナ。照れ

休憩無しで約2時間の舞台でした。



初めて拝見した松本白鸚さん。
飄々としながらも、純粋で芯がまっすぐなドン・キホーテその人そのものでした。
少し聞き取りにくい場面もありましたが、好々爺的キャラと思えば気にならず。とにかく舞台に立つだけでオーラが凄かったです・・。
(ちなみにセルバンテスの原作では、もうすぐ50歳という設定ですので好々爺と言うよりずっと若めです)

どのキャストもとても生き生きして良かったです。
サンチョの駒田さん、主人想いの暖かい雰囲気が伝わってきてジーンとしました!


元宝塚の瀬名じゅんさんのドルシネア。
かっこよかったですラブ
貧しく恵まれない境遇の中で、心無い男性たちに翻弄されて激しく傷つきながらも、それを表に出すこともできず・・ただ毎日を懸命に生きるだけ。
しかしそんなスレた態度の裏には本当は誰かに大切に扱われたい、言葉にならない悲鳴が隠されていているアルドンザを熱演されていました。

上條恒彦さんの演じる人情味溢れる旅籠の主人も出てくるとホッとします。





ここ数年ミュージカルや宝塚の楽しさに目覚めて時々観に行っていたのですが、あまりのチケ取りの大変さに正直疲れて足が遠のき傾向でした。
今回は宝塚の為に作ったクレジットカード会社経由でチケットをゲットできましたが、50年もロングランしているのも納得の素晴らしい舞台に大満足でした。
普段は使わないクレジットカード会社に入会した甲斐があったというものです。お願い
(ちなみに当初の目的でした宝塚のチケットはこのサイトで取れた試しがありません・・)

それにしても、50年間、同じ役を演じ続ける・・凄いとしか言いようがないです。また再演の折には是非観に行きたいものです。照れ