プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」予習 ヴィオラ&ピアノ編曲版 | サーシャのひとり言

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今月半ばの英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」の予習。
「ロミオとジュリエット」の演目は昨年12月に東京文化会館でマリインスキー・バレエでも見ることができました。
この時のクリスティーナ・シャプランはジュリエットにしては少し雰囲気が落ち着いた、でも愁いを帯びた表情が実に美しい人でした。
半年ぶりにまた別のプロダクションでロミジュリを見る機会が出来てhappyです。


今回は何十年ぶりかでシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を読みました。
やっぱり軽いロミオ、ついさっきまで「ロザライン~」とため息をつきながらめそめそしていたのに、ジュリエットを見るや否やこの心が恋をしたことがあるか、無いと誓え、目よ。」ってもう…という感じ。
やや低俗な言葉遊びがつらつらと続くかと思えば、展開自体は無駄なものをそぎ落とし切ったもの。
でも、セリフに使われている言葉はホントにキラキラして美しい…。
電子書籍版を購入しましたが、短いのにあっという間にブックマークだらけになってしまいました。原語で読むとまた味わいが違うでしょうね。


シェイクスピア
「ロミオとジュリエット」
白水Uブックス
小田島雄志 訳



そして、今日は趣向を変えてヴィオラとピアノ版のロミオとジュリエットを。

所有音源はナクソスから出ている、ボリソフスキーによるヴィオラとピアノ編曲版。
マイケル・ハンプソン(p)、マシュー・ジョーンズ(ヴィオラ)、リヴカ・ゴラーニ(ヴィオラ)です。
管弦楽版と比較して物足りない曲もありますが、バルコニーの情景などはヴィオラの音が絶妙に暖かく響いてロマンチシズムが凝縮された美しさ。おススメです。


上記所有音源とは異なります。