えみぃです。
昨日は雨の予報で、オットが野良仕事を休むというので、、、。
群馬方面に仕入れツアーに行ってきました!
リメイクしていた羽織が完成したので、着ていきましたよ!!
ピンクの秋名(あきな)バラ柄の長羽織。
以前アンサンブルでゲットして、お着物は何度か着ています。
昨年12月着用時の写真。かわゆい❤
羽織は短くて(75㎝)、ザ昭和!な感じ。
帯にリメイクしようと解いてみたら、、、身頃も衿も縫込みがたっぷりとあったので、長羽織にしてみようと。
えみぃの邪道リメイクで1mまで伸ばしました。
縫い方はひどいけど、着てしまえばわからない。
背中心でぴったり柄があってます。和裁士さん、すごいー。
秋名バラ柄は、龍郷柄、西郷柄と並び称される、大島紬の古典柄です。
いずれも技術的に作ることが難しく、古典ながら現代感覚にマッチするため、大島好きなら一度は着てみたいとされる柄です。
龍郷と秋名バラは女性ものの最高位と言われ、西郷は男性物の最高位と言われています。
秋名バラ柄の「バラ」は、琉球語でザルを意味します。
奄美大島の「秋名」地区で、琉球服属時代に竹で編んだ「サンバラ」と呼ばれるザルをモチーフに作られた柄だそうです。
シャリンバイと泥で染めた黒い地糸と絣糸を使い、黒と白のザルの格子柄に赤や青の十文字というタイプを多く見かけますが、こちらは黒+ピンク。
アンティークもののようです。
着物は二玉の龍郷。
日暮里の悠々さんで見つけた、たっぷりサイズで赤と青が入ったお気に入りの一枚です。
かわゆい半幅帯を合わせました。
半幅のタレ先についているフリンジの赤に合わせて、髪飾りも赤に。
この龍郷、ひし形の中の柄がナスカの地上絵みたいで、きにいっています。
この着物も背中心で柄合わせがされています。しゅてきー。
拡大図です。
なんて美しい、ピンクと泥糸の絣。
さて今回のリメイクですが、羽裏もかなり汚れとダメージがあったので、新しいものに張り替えたのですが、ひっぺがした古い裏を反物に乗せてじょきじょきなぞるという、おぞましい方法で作りました(笑)。
縫い方は長着からのリメイクとほぼ同じ。
というわけで、えみぃの邪道「着物から長羽織」リメイクも、9枚目となりました。
作り方は、、、
①着物から「衿」「おくみ」「八掛」を外す
②衿から脇布を作り、おくみをつなぎ合わせて衿とする
③着尺の裾をめくりあげ、好みの長さで胴裏にぬいつける(脇&背中)
④脇布を挟んで縫う
⑤えりをつける(乳を挟むのをわすれずに)
です。
まだ改善点はあるものの、比較的短時間で仕上げるコツというか方法が見えてきましたので、教えてほしい!と言う方には伝授します。
営業時間にかふぇにご来店いただくか、古民家の集いにおいでいただければ、無料でお伝えします。
また、週一度、長野市で開催の「成人学校」にご参加の方にも伝授します。
こちらは受講料はかかりますが、年間36講座(24,000円)とかなりリーズナブル。
36講座あれば、長羽織の一枚や二枚は仕上がります(爆)。
ちなみに来週お試し無料講座があります。
長野市内に在住または在勤の方でしたら、どなたでもご参加可能です。
まだ数名、入れそうです。興味のある方はご連絡くださいませ。