鱗模様の紅い小紋 | えみぃのイイモノセレクション

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生活必需品から嗜好品まで、自給自足を目指す農婦「えみぃ」のお気に入りグッズを紹介します。
幼少時k代からの夢「猫に囲まれて毎日着物で過ごす」を実践中。お着物どんどん紹介します。

えみぃです。

 

昨日はいつもお世話になっている、上山田温泉の亀清旅館さんへ、着付けのお仕事に行ってきました。

着付けに行くときもお着物。

仕事しやすいように、たっぷりサイズの柔らか物で行きました。

 

 

先日の仕入れツアーでゲットした、鱗模様の小紋。

ちゃくちゃくちゃく熊谷2号店で、330円でした(爆)。

お買い物上手!

というか、紅い着物って人気ないわよね。あたしは好きだけど。

 

 

紅い麻の葉の長じゅばんも330円でござった。

ついてた白い半衿と衿芯が恐ろしい茶色に変色していたけれど、きれいに取って洗ってさっぱり。

美しい長じゅばんに生まれ変わりました。

 

 

合わせたのは、たぶん名古屋帯からのリメイクの半幅帯。

大好きな麻の葉柄。短いけど矢の字結べました。

 

 

暑くて羽織がきびしいかなと、シフォンのモモンガ羽織っていきました。

黒い半衿に紅+黒の帯締め。帯締めをハート結びにしてみました。見えるかな?

 

拡大図です。

 

 

美しい絹糸。撚り糸が緯に入ってるの、わかります?

 

 

大好きな鱗文様。割付文様(同じ形を左右、上下に連続させて繰り返し割り付けた文様)のひとつです。

正三角形または二等辺三角形を連続して配しています。

三角形の連続する様子を、魚や蛇の鱗に見立てて、名前が付きました。

魔除けや厄除け、金運上昇のいわれがあり、京都では女性の厄年(33歳)に長じゅばんを着る風習があるとか。

 

 

さてお仕事ですが、亀清旅館の若旦那・タイラー氏の依頼で、外国からのお客様に着物レンタル&着付けにまいりました。

 

 

グリーンのお髪が素敵な小柄な女性には、サーモンピンクの桜の訪問着と、黒地の青海波のアンティーク袋帯。

「Cute or chic, which do you like?」かわいいとシック、どちらが好き?

と聞いたら「Cute」とおっしゃったので、三重仮紐を使って羽ばたき結びにしました。

 

 

男性用のお着物も持参したのですが、丈が短かったので女性用の縞の着物と、茶泥大島の羽織を着ていただきました。

タイラーに近所の素敵なお庭に案内してもらって、記念撮影。

 

そして、、、

 

 

芸者さんの三味線で、お座敷遊び。

「金毘羅船々」

香川県の民謡「こんぴらふねふね」に合わせて、座布団の上に置いた「袴(徳利を置く台)」に、交互に手を出し合うゲーム。

負けるとビールを飲みほさないといけないらしい(亀清ルール?)

 

お着物でお座敷遊び、なんて優雅な!!

 

 

一番左の春駒ねぇさん、なんと80代ですって!お若い!!

春のお花のお着物に、貝合わせの帯。

一番右のおねぇさん(お名前聞きそびれた)は、モノトーン+金の市松模様のお着物に雪輪と源氏香の帯。

さすがの着こなしでした。あんなふうに着たい!

 

春駒ねぇさんに「きれいに着つけたわね~」と褒められて、めっちゃくちゃうれしかったです❤

 

そして、お二人&タイラーにもとても喜んでもらえて、幸せを感じました。

お着物最高!