前回は設計から準備だった。
今回は製作から土台完成まで。
(3)製作
製作にあたってはyoutube動画やイレクターパイプの作成HPをいろいろ参考にさせてもらった。
イレクターパイプを購入する際に一つ大きな要素がパイプを切断する長さである。
で、どれくらい必要になるかを決定づける要素として、ジョイントを何にするか、ジョイントをどのような向きで接続するかということである。
これはどの動画にもHPでも解説されていなかった。
初めてイレクターパイプ製作に挑戦するど素人の自分としては非常に印象的だった。
どういうことかというと、メタルジョイントHJ-2で説明してみたい。
商品の写真を見ると上図のような写真が多いため、このように使用しなければならないと錯覚するかもしれない(私だけかもしれないが)。
つまり、左右の横棒を水平方向、足の棒を垂直方向に接続するということ。でも、合板を載せて上から下に加重が掛かることを考えると心許ない。
そうか、垂直方向の貫通する穴を水平方向にして、水平方向の左右の挿入口の片側を
垂直方向にすれば上からの加重をよりよく支えることができる。
(下図イメージ 写真が回転しきれず微妙(笑))
この使い方になるとどういうことが考えられるかというと、貫通するパイプの長さは、ピッタリな長さでなくてもある程度大雑把で良くなる。
さらに、この貫通方向が車の進行方向(縦方向)か垂直方向(横方向)かでもカットする長さにかかわってくる。わざとパイプを長めに貫通させて、上に乗せる合板との位置を調整したりとか。
そして、このジョイントの挿入口は例えばHJ-2では外寸から51.5mm内側に入るので、外寸からその分を差し引いてパイプをカットする必要がある。
(下図はジョイントJ-4の例)
(4)完成へ
4分割で設計したので順番に。
・初期状態
2列目シートと純正マットを取り払い、3列目シートを格納した状態。
・第1形態
四隅をHJ-2でがっちり固定した骨格となる部分。写真は無いが、完成形は、真ん中に横棒を追加して強度を上げている。
・第2形態
J-59Cジョイントで取り外しが可能。完成形は横棒が追加されている。第3形態の写真を参照願う。
・第3形態
J-59Cジョイントで取り外しが可能。完成形は縦棒が追加されている。第4形態の写真を参照願う。
・第4形態(完成形)
次回は床板製作へと続く。
・その2-2 車中泊編 土台作り(製作~完成) ←当ページ