「反日は、けしからん。」 という危険な考え方
徴用工問題を契機とした安倍政権・日本政府による半導体原材料輸出規制が
「歴史問題を巡る報復措置である」と指摘されて韓国からも更なる反発も起きて、
日韓関係の悪化が止まらなくなっている。
また、日本国内でも、愛知トリエンナーレに出展された「従軍慰安婦問題を象徴
する少女像」の展示に、日本の自称愛国者ら極右勢力が政治圧力をかけたり、
脅迫などの悪質なクレームを開催当事者側に仕掛けたことが問題となっている。
これらの問題の背景にあるのが、日本側の極右勢力がよく主張する「反日は、
けしからん」 などとする排外主義的な考え方だ。
「反日は、けしからん」 という発想は非常に危険な考え方だ。
日中戦争時にも右派強硬派が「排日(反日)運動は、けしからん。中国政府は
排日(反日)運動を取り締まれ。」などと感情論に突き動かされるように戦争に突入
していった。
日中戦争の泥沼化などの歴史的経緯を振り返れば、「反日は、けしからん。」と
叫ぶ強硬意見の突出は「国を滅ぼす危険性」さえある、危ない現象であることが、
お分かり頂けるだろう。
日本の右傾化が指摘されるようになって数年経過したが、最近では国民も右傾化
に慣らされてしまっているようで、日本政府が行った韓国への輸出制限措置に賛成
する国民が6割もいることが、アンケート結果として報道されるようになった。
韓国に対する場合でも、中国の世論に対するにしても、「反日は、けしからん。」と
いう発想は「過去の日本の戦争の歴史を知らない世代」が陥る可能性が高い「危険な
考え方」 であることを改めて強調しておきたい。