前回の『Young Sheldon』の話です。
主人公たちが主人公のおばあちゃんのことを「ミーモ(Meemaw)」と呼んでいるのですが、それをずっとニックネームだと思っていました
すっごく可愛いニックネームだなぁ、孫からニックネームで呼ばれるなんて素敵と思いながらずっと観ていました。
途中で主人公が"My meemaw"と言っているシーンがあったので、もしかして「祖母」という意味なのか!?と疑問に思って調べてみたら、アメリカ南部の方言で「おばあちゃん」という意味みたいでした。
テキサスに住むファミリーの話なので、基本的には家族はテキサスなまりの英語を話しているようです。
ただ、主人公のSheldonは、ノーベル賞の受賞に備えてMid-Atlantic accent(米国英語と英国英語の発音を混ぜ合わせて「標準的」にした英語のアクセント)で話すようにしているという設定なので、この子の英語は日本人に聞き取りやすいように感じます。
あと、双子の妹の子も癖がない英語を話すのですが、この子の英語もテキサスなまりがないようです。
一方、お兄ちゃんの英語は南部出身の俳優さんが演じているので、ちゃんとテキサスなまりが再現されているようです。
字幕を観ていたら時々"y’all"という表現がでてきたのですが、これも南部英語のようで、意味は"you guys"とのことでした。
ただ、なまりがあっても、子供に話しかけるシーンが多いせいか、全体的に英語が聞き取りやすく、語彙も分かりやすいドラマだなと思いました。
テキサスなまりの英語について、今日三男に話していたら
「サンディもテキサス出身だよ」
と言っていました。
どこのサンディかと思っていたら『スポンジ・ボブ』に出てくるりすのサンディでした。
調べてみたら、サンディも英語版では南部アメリカ英語を話しているそうですね。全く気付いていませんでした。
ただ、サンディの声は明るくてすごくはっきりしているので、方言が入っていたとしても、スポンジ・ボブやパトリックより断然聞き取りやすい印象です。
今度『スポンジ・ボブ』を観るときは、サンディの英語に注目して視聴してみようかなと思っています。