他の試験と違う独特のリスニング問題③ | 甥と英語と大学受験

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先週末は共通テストでしたね。

 

受験された方、そして保護者の方、お疲れさまでした!

 

次男は同日模試を受けました。

 

細かい結果はまだきいていませんが、英語のリーディングだけは

 

「去年までと違って量が多くて最後まで解ききれなかった」

 

と連絡がありました泣き笑い

 

鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆

 

前回

 

英文を聞きながら情報を整理する

 

適切なメモとりが必要

 

という話を書いたのですが、うまくやるのは、人によっては、なかなか、いや、かなり難しいなと改めて思いました。

 

なぜかというと、当たり前ですが

 

何かをしながら、何かする

 

というのは大変です。
特に、私や次男みたいに不器用なタイプには。

 

例えば、私はアニメを観ながら食器洗いをしているのですが、それは両方とも無意識にできるレベルなので、ほぼミスをしません(たまにすすぎ残しがありますが...)。

 

ただ、これが料理だとうまくできないんです。
集中してやらないとミスします。

 

最近読んだ本に書いてあったのですが、作業を同時進行するとき、神経を使わないくらい容易な作業でない限り、人間の脳は処理できず、信じられないミスをするそうです。
 

なので、リスニングの場合、自分がどのくらいの作業なら同時進行できるのかの見極めが必要そうです。

 

次男は「簡単なイラストを見ながら英文を聞き取れる」レベルですが「複雑なグラフを見たり、英文を読んだりしながら英文を聞きとる」ことはできませんでした。
 

文字やグラフに意識が行き過ぎると、聴き逃していました。

 

それでメモ取りをしてもらったのですが、今度はメモ取りを真面目にやり過ぎて、これまた英語を聞き逃していました。

 

文字を書くメモ取りではなく、数字や記号のみを書きとるなどして、メモ取りの負荷を少なくするように伝えました。

 

とはいえ、根本的に同時進行できないような箇所については、なるべく先読みで対応できるようにしないといけないと思いました。

 

先読みしようと思ったら瞬時に情報を読み取ることが必要なのですが、次男はいろいろゆっくりなので、こういうのが苦手です。

 

今回共テの問題集を解いているところを見せてもらって気づいたのですが、

 

次男は

 

「タイムプレッシャーがある状態だと、文字を読むのが遅い、そして時々読み間違える

 

ことが判明しました。

 

選択肢の英文を読み間違えて失点しているところがあったんですアセアセ

 

そういう意味でも、今年の共テのリーディングができなかったのは、分量が急に増えたため、柔軟に行動することが不得手な次男は対応できなくなってしまったのではないかと思います。