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道路をつくりました

今日は近くの仰木地域の「棚田ボランティア」に行ってきました。
滋賀県が行っているこのボランティアは高齢化などで人手不足になった
地域のボランティアをつのり、その労働の対価として現地通貨を
発行するというもの。

今日の活動内容はズバリ「道路整備」モグラ
集合場所には朝から30名くらいの有志がが集まっていました。
見かけは「例の白い軽トラ」だけど実は「4WD」という画期的な
軽トラに分乗し100m程山を登り作業場に到着。
山から見える琵琶湖がまた絶景で、もみじ比叡山ロープウェイ800円
同じ景色が「無料」でございます黄色い花


シャベル、ツルハシを使って穴のあいた道路を埋めるというもの。
もちろん「道路整備」は初体験。ペルーで見た驚くべき「インカ道」
こうして人力でつくったんだよなぁ~とインカ人の気持ちになったり、
地元のおじさん達やボランティアの人達とおしゃべりしたりしながら
農業のお話を聞かせていただいたり、山の景色を楽しみながら、
予定していた時間を大幅に短縮して終わりました。

終了後、現地通貨「1仰木」を頂きました。
この「1仰木」で近所の雄琴温泉に入れたり、お米や野菜に交換できたり
するのだそう星
私も楽しませてもらった上に現地通貨を頂き、
地元の方々にも喜んで頂く「win-win」の仕組みがこうして生かされている
現場を体験させてもらいました。

都会から来た私たちにとっては地元のひとにとっては「あたりまえ」
と思えることが「新鮮」だったりして、私たちが「あたりまえ」と思っている
山道やトレッキング道があるその裏にはこうした人達の努力が
あるですね 霧

「労働の対価」=「お金」 
という図式はもうそろそろ変わってもいいのかも知れません。