最終定理2021 | サボリ通信

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大村幸太郎ブログ

久しぶりの更新となりました。。
皆さまいかがお過ごしだったでしょうか?


何というか、本日は12月の30日。
はやいもので2021年シメブログとなります。


今年も色々ありまして、、
世の中を振り返ってみると、、僕個人的には良いニュースより悲しいニュースが多かったように感じています。   

とりわけ弱い所へ負の連鎖が続くようなニュースが印象に残っていて、何ともやりきれない気持ちになりました。

月並みな願いですが、誰もが笑える社会でありたい− 来年こそは、本当にそう思います。


笑える社会のそのための定理−
それを担っていくのは勿論政治でもありますが、市井の僕らひとりひとりも社会を担っている一員です。

最近思うのは、気持ち良く暮らせる社会を作るのに実は複雑な社会学も大きな思想も、そんな要らないのでないか、なんて思います。


ただシンプルに隣の人の荷物をちょいと持ってあげたり、ドアを開けてあげたり、
声をかけたり、次の人のこと少し考えてみる。それだけのことが実はもの凄く大事なんだと思いました。
見えないところで親切をしてみる。

そうしたことが自然と出来るようになれば、ものの考え方も少し変わっていく気がします。
そして社会も変わっていくように思います。

でも、すぐ目に見えて結果がわかるものでもないのでなかなかイメージ出来ないものですが。


少し前に金工の人間国宝の先生にインタビューする機会があって、もの作りに対してこんなことを仰っていました。

「新しい価値や良い作品を作る最短の方法は、積み重ねです。今日明日で良い作品は出来るものではない、毎日の取り組みと継続があれば新しいものはおのずと生まれます。」


社会を良くしていく方法もそれではないかと思います。
後から来る人のために石を除けておく、ドアを開けてあげる、それだけで世の中の空気は変わっていくはず。

遠くにある社会を目指して、さらにそこに暮らす自分も想像しながらまずは今できることを継続したい。一年後にはそれが普通になっていて次の年も良くすることを考えていると思う。

 

 

 

そんな感じで 

 

  今年もお世話になりました。またお会いしましょう。