昔見た映画をもう一度見るシリーズ 映画-南極料理人- | サボリ通信

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大村幸太郎ブログ

そこではウィルスは全く存在しないのに、、
引き籠もりの生活が続きます。











南極料理人 2008年 日本映画
監督 沖田修一





前に見たときは特に気にしなかった映画ですが、、今みると印象が違います。


舞台は昭和基地から遠く離れた−ドームふじ−という基地。−54度、あまりの寒さにウィルスは存在せず、というかそこでは生物はほとんどいません

会いたい人にも会えず娯楽もほぼ無く、観測隊員たちは日に日にストレスをためてゆく、そんな中で数少ない楽しみの一つが食事。

篭り生活を料理の工夫で少しでも楽しい生活にしようと堺雅人さん演ずる料理人が奮闘します。
映画はコメディタッチで、特にキャストがうまくそれぞれ個性際立っております笑












陰うつな雰囲気を逆手に笑いへ変えてしまう、この映画の魅力はそこにあります。
もちろん現在の状況でそんな風に考えるのはなかなか難しい事ですが、暮らしの中に少し工夫を加えると、もしかしたらそれは毎日の楽しみの一つになるかもしれないです。

空を見たり、花に水をやったり、些細な事がすごく滋味深く感じるようになるかもしれないです。

劇中で備蓄のラーメンが底をつき、工夫して何とか麺を作り皆でラーメンを食べるシーンは感動的で面白くて滋味深いです。
皆さんがいつも食べている、たかがラーメンですが、これ一つでも楽しめる要素は詰まっています。


とかく、笑える映画なので息を抜いていただくのにもおすすめです









ね、






またブログします