取材・収録で名古屋大学付属病院に伺いました。
今回は
脳神経外科と化学療法部のお二人の先生にお話を伺ってきたのですが
先生方は気さくにきたんなくお話をしてくださり、
スムーズに収録が進み、私にとっても楽しいお仕事となりました。
さて、脳神経外科では、「手術で治る痴呆症のお話」をお聞きしました。
痴呆症になってしまっても、ある特定の検査所見があれば
簡単な手術で劇的に生還できることがあるそうです。
痴呆症の5%がそれに当たるのですが、
それでも放置され諦められていることが多いとか。
希望を持って治療に前向きに取り組むことで
先が開けるケースがあることを知り、
取材しながらとても嬉しい気持ちになりました。
また、化学療法部では「緩和ケア」について伺いました。
名古屋大学付属病院では、
医師、看護士、薬剤師からなる緩和ケアチームがあり、
がんの痛みなどの辛い身体症状や、
不安・落ち込みなど気持ちの苦痛を和らげ、
患者さんとご家族が自分らしい生活を過ごせるように
サポートをなさっているそうです。
病気は、心持や環境によって回復の状況は変わる
と、私自身も感じているので、
こういった取り組みがあることをとても頼もしく感じました。
医療も日々前へ前へと進んでいることを実感した取材でございました。
医学の進歩に期待しつつ、
私たちは健康維持の努力を日々進めなくてはなりませんよね。