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滞在期間すべて雨予報 どうなる?沖縄旅行記③

2024年11月

OKINAWA旅行記


【嵐と虹とアサイーボウル】


沖縄2日目の朝、目が覚めたら外は雨どころか嵐だった。朝なのか夜なのかわからないほど空はどんよりと暗く、まるでホテルごと洗車機の中に突っ込まれたような光景だった。オーシャンビューの部屋からは、海どころか一寸先も見えない。


 さすがに悲しくなってきた。今日は1日こんな大雨の中で過ごすのだろうか。雨の日の過ごし方もたくさんリサーチしてきたけれど、想像以上の悪天候に気持ちが萎えてしまった。 

メソメソしていたら娘が起きてきて、『わぁっ凄い雨!』と言ったあと、あからさまに落ち込んでいる私を見て咄嗟に『ウチ、雨でも沖縄楽しいよ!水族館とかなら雨関係ないし、ホテルの中のプールでも遊びたいな』と励ましてくれた。

そうだった。どれほどの悪天候でも、ここは大好きな沖縄なのだ。小学生の娘にこんなに気を使わせて、いったい私は何をやっているんだ。凹んでいる場合じゃない。


切り替えろ!


顔を洗って身支度して、楽しみのひとつであるホテルの朝食を食べに部屋を出た。初日の朝は和食を選んだ。このお店はジューシーご飯と海ぶどうが絶品なのだ。ブュッフェスタイルに豪華な定食も付いていて、家族でゆっくり食べる朝食がこんなに幸せだと感じるのは久しぶりだった。





全てが美味しすぎておかわりしすぎて、そろそろ部屋に戻ろうと言われても動けなくなってしまった。まだ朝も早いのでゆっくりcoffeeを味わっていると、店内が突然が明るくなった。窓の外をみると青空の中を雲が走っていた。そして雨上がりの空には虹がかかっていた。



 私は少し泣いていた。


 よぉし!沖縄をはじめよう!

何度も行った水族館はやめて、まずはアサイーボウルを食べに北部へ向かうことにした。訪れようとしていたお店は、有名なYouTuberのご夫婦がゼロから作り上げたカフェだった。娘がアサイーボウルを食べてみたいとずっと前から言っていたので、どうせ初めて食べるなら沖縄で、と思って色々調べていた時に見つけたお店だった。立ち上げるところからずっと見守っていたので、無事に完成した様子も拝見したかった。そして娘と看板メニューのアサイーボウルを食べたかった。


ホテルからは車で1時間半くらいかかったようだが、前日の寝不足と朝食の食べ過ぎで、私は車に乗った瞬間からまったく記憶がないほど爆睡していた。『着いたよ』と起こされて外をみると、またしても警報レベルの大雨だった。他に何もない山奥なので、ホントにここに絶景Cafeがあるのか?駐車場から雨でスッ転びそうになりながら少し登ると、あったあった!何ヶ月も動画で見続けたCafeの完成形が!



感慨深い瞬間のはずだが、あまりの土砂降りにまずは店内に逃げ込む。本当ならテラス席で絶景の中のアサイーボウルだったのに。

でも、店内もとても素敵だった。クリスマスツリーがセンス良く飾られ、世界何十箇所も旅をしてこられた軌跡の素敵な写真が壁一面に広がっていた。





1度も冷凍されていないフレッシュフルーツで作られたアサイーボウルは、信じられないほど絶品で、滝のような外の光景は確かに絶景には違いなかった。まるで亜熱帯のジャングルCafeのようだった。







オーナーは有名人なのに気さくで優しく、奥様は女優さんのように綺麗な方だった。 

ここのCafeはOPENしてから行列が絶えないお店で、普段はこんなにすんなり入れることはまずない。土砂降りのお陰さまで、ありがたいったらありゃしない。



そしてこのアサイーボウルは美味しいだけでなく驚異の腹持ちで、このあと夕飯までcoffee1杯も飲めないほどお腹がどんどん膨れていった。

なんか凄い。

これが今年の流行語大賞にノミネートされたアサイーボウルの実力なのか。


 さて。ここまででまだお昼過ぎ。

 2日目だけでもまだまだ続きます。


#まだまだ続けていいですか?

#雨と嵐と虹の朝

#アサイーボウルってどんなボウル?

#美味しすぎたHappyボウル

#CASA SOL沖縄

#カーサソル沖縄

#沖縄絶景Cafe

#車の中が1番寝れる

#土砂降り警報出ていたらしく

#安否確認が数件入っていましたとさ

#生きてます

滞在期間すべて雨予報 どうなる?沖縄旅行記②

2024年11月
OKINAWA旅行記


 ⚠今回は大変ショッキングな内容になっているので、心臓の弱い方は閲覧をご遠慮ください。もしくは、自己責任ということでお願いいたします⚠



沖縄2日目…といきたいところだが、1日目にはまだ続きがある。 すでに真夜中。結局耳栓が見つからないまま、息の合った父娘のイビキの合唱は夫のソロコンサートに落ち着いた。つくづく寝ちゃったもん勝ちだな、と負けを認めざるを得なかった。 


スマホを見ているときりがないので、機内で読もうと一緒に連れてきた原田マハさんの読みかけの小説の続きを読むことにした。ちょうど旅にまつわる物語で、ハズレのないマハさんの小説はサクサク読み進んだ。



いつの間にか部屋は静まり返っていて、ようやくまぶたが重くなってきてそろそろ寝ようかな〜と思ったその時、突然 


『ドンドンドンっっっ!!!!』 

(↑ドアをノックする音)

 『ガチャガチャガチャッッッ!!!!』  

(↑ドアノブを開けようとしてる音) 


が響きわたった。


なっなっ何事??? 


息を潜めて固まっていると、やはりどこかで『ドンドンドン!!』『ガチャガチャガチャ!!』と聞こえる。
恐らく誰かが部屋をロックアウトされたのだろう。
それにしても、向かいか隣の部屋だろうか。静かなので私達の部屋かと思ってドキドキした。 


そしてやっと訪れた眠気は一瞬で吹き飛んだ。むしろくっきり目が覚めた。

カフェインは私の睡眠にはなんの影響も及ぼさないので、気持ちを抑える為に1杯飲もうとコーヒーメーカーにカプセルをセットしたその瞬間また『ドンドンドン!!』『ガガチャガチャガチャ!!』が聞こえてきた。 


え?締め出されてます?

男女のもつれ?
明日の昼間にしてくれない?
子供が寝てんのよ。

今何時だと思ってるの?

時計を見てみると2時半だった。


するとまたまた『ドンドンガチャガチャ!!』
それが段々と近づいてくる事がわかった。
え、うっそ……怖すぎる……
私は息を潜めて、鍵がちゃんと2重にかかっていることを確認した。
『ドンドン!!ガチャガチャ!!』
今度は『おぉ~い!おぉ〜いっっ!』と声まで発しだした!!
低い、大人の男の声だ。とてもイラついているように聞こえる。どうやら1部屋1部屋をドンガシャして何往復もしている様子。
そしてついに私達の部屋をドンガチャしてきた!!
心臓が口から飛び出すかと思った。

私は走塁を狙う野球選手のような体勢で停止し呼吸も完全に止めていた。

リーリーリー……… 


その頃、突然もの凄い勢いで雨が降り始めた。窓の外の大雨を見ていたら、段々とこの不審者に腹が立ってきた。そして私は勇敢にもドアスコープを覗いてみた。すると、向こうからも私を覗いていたのだ!!!!
魚眼レンズで大きく飛び出したように映った凶悪犯のような目が私の目と合ってしまった! 


今度は走り幅跳び選手くらいのジャンプ力で約3歩でベッドにダイブした。

もう〜無理っ!!
心臓が限界だった!!

警察???
いや、ここはホテルだ! 

震える手で受話器を取りフロントに電話し

『しもしも?ここは私の部屋ですけど不審者ですね?』と、もう誰が不審なのかわからないような事の成り行きを懸命に説明した。
約3分程でホテルマンが駆けつけてくれた様子。外で話し声が聞こえてきたので、そぉっとドアを開けて覗いてみると、上はランニング、下はステテコ、凶悪犯とは程遠い白髪頭のしょぼくれた裸足のじぃさんがホテルマンに文句を言っていた。


迷子の迷子のおじいちゃん 

あなたのお部屋はどこですか? 


その姿はあまりにも昭和スタイルで、とにかく不適切にも程があった。 


ここは本当に素敵なリゾートホテルなのだ。いい加減にして欲しい。

楽しみにしていた沖縄旅行の初日の真夜中に野球に陸上、、いらぬ体力をたっぷり使ってしまった。



疲れが押し寄せ、おかげさまでベッドに入ってからの記憶は3秒もなかった。


それにしても、爆睡してるとはいえすぐそばに夫がいるというのに、なぜ私はそうまでして1人で立ち向かおうとしていたのか? 

好奇心旺盛な、根っからのミステリーハンター気質だからでしょうか?
自分自身でもわからないので、とりあえず沖縄マジックとでもしておこう。


後日、チェックアウトの時フロントに

『その節は大変ご迷惑をおかけしました。くれぐれもよろしくお伝え下さい、とご家族の方から言付かっております』と言われるまでこの事はもうすっかり忘れてしまっていた。


2日目以降の沖縄はステテコじぃさんの事なんて忘れさせてくれるパワーに溢れてた。


 つづく


#まだまだ続くよ旅行記は

#長文全開よろしくね 

#ステテコじぃさん元気かな

#不適切にもほどがある

#こんなに素敵なホテル内 

#ステテコ姿はやめちくり

#沖縄旅行記

#ホテル日航アリビラ読谷村リゾート

#雨の沖縄

#嵐の沖縄



滞在期間すべて雨予報 どうなる?沖縄旅行記



約5年ぶりに沖縄旅行が叶った。娘がバレーボールを始めてからは、木土日、そして祝日も夏休みもひたすら練習の日々だったので、ずっと家族旅行に行く事が出来なかった。6年生になりさらに練習が厳しくなって、10月に最後の公式戦を無事に終えて、ようやくまとまった休みを取ることが出来た。旅行は11月を予定していたが、行き先は迷わず沖縄を選んだ。そして、次回沖縄に行くときには必ず訪れようと決めていた場所があった。そこを含めて3泊4日のタイトなスケジュールを組んだ。バレーボールの試合の勝敗で予定が変わるので、かなりギリギリまで予定が組めず慌ただしかった。全ての準備が整い『あとは出発の日を迎えるだけ』と指折り数えながらチェックするはもちろん天気予報。秋晴れ予報がずっと続いていたので安心していたら、この時期に台風発生。沖縄からはそれたものの、その影響で滞在期間中は全て雨予報。しかも、全国的に秋晴れの予報の中、沖縄だけが雨。どの予報を見ても何度見ても雨雨雨雨!! 沖縄だけが雨!


だからといってキャンセル出来る旅ではない。もう行くっきゃない。私は沖縄へは何度も訪れているので、日本で1番天気予報が当てにならない土地だということを知っていた。雨も降るけど晴れる時間も必ずある。天気予報五分五分。そう信じて、雨も受け入れて、とにかく楽しもう。 


出発の朝。

早朝フライトのため、10時過ぎには那覇空港に到着。ロビーを出ると梅雨のような蒸し暑さに予報通りの土砂降り。レンタカーのワイパーはフルスウィング。外は雨で真っ白で本当にここは沖縄かしらと首をひねりたくなるほど。とにかくお腹がペコペコなので、最初のお目当ての北谷のタコス屋さんへ。



平日の土砂降りのお陰でお昼時なのに店内は空いていてすぐに食べる事が出来た。美味しくて幸せで、何個も何個もおかわりしてしまった。




お腹が満たされ、やっと気持ちが落ち着きこの雨も今日は仕ないやと、日本で最古の老舗ショッピングセンター『PLAZA HOUSE SHOPPING CENTER』へ移動。かつて異国であった沖縄を感じさせる、アメリカ型ショッピングモールは、雨の日にはありがたかった。


A&Wの看板を見つけて、今日は朝から1度もcoffeeを飲んでいないことに気付いた。カフェインを摂取してますます気持ちが落ち着いた頃には雨が上がっていた。







大好きなホテルに到着し部屋に案内されると、太陽がひょっこり顔を出してきた。

ほらね!




夕刻だったけど大喜びの娘と私は、早朝からの運転で寝たきりになってしまった夫を置き去りにして、早速ホテルのプライベートビーチへ。白い砂浜に同化したカニやヤドカリを見つけ、手に乗せたり集めたりして『可愛い可愛い』と大喜びしていた。そんな娘の姿と青い海を目の前にして、ようやく沖縄へ来たのだと実感した。



夜は疲れて泥のように眠るはずだっのだが、明日からが楽しみすぎてギンギラギンに目が冴えて眠れなくなってしまった。

加えて夫と娘のイビキの合唱が始めたのでいよいよ眠れず、夏のバレーボールの合宿でもらった耳栓がどこかに入っていた気がして、まだ開けきっていないスーツケースを夜中にひっくり返す有様。


そんなこんなで沖縄旅行はスタートしたのでした。


つづく


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#まだまだ旅行記続きます

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