滞在期間すべて雨予報!どうなる?沖縄旅行記⑥
OKINAWA旅行記⑥
【宇宙イチ美味しいハンバーガー】
ミッションを終えて残波岬を後にし、太陽が吸い込まれていく海を見ながら車を走らせHOTELに戻ろうとしていた。部屋に帰る前に、夫が出発前から行きたいと言っていたHOTELの程近くに新しく出来たアメリカンハンバーガーの店に立ち寄り、それを夕飯にして今日を締めくくる事にした
駐車場に到着すると、ちょうどサンセットが始まろうとしていた。

今日の1日の終わりに、沖縄からの贈り物としか思えない美しすぎる夕陽が私達を釘付けにした。

言葉を失うほどのマジックアワーだった。
時間はゆっくりと流れているのに、太陽は少し急いでいるかのようにその姿を海に沈めてゆく。刻一刻と移りゆく沖縄の空の色をしっかりと目に焼き付けてきた。


辺りが一気に暗くなり、ようやく入ったお店で最初に目に飛び込んできたのは思わず声が出てしまうほど華やかで綺麗すぎるクリスマスツリー。


そしてアメリカ西海岸やハワイを思わせるセンスのいい広く明るい店内。いつまにかこんな洒落たハンバーガー屋さんが出来ていたなんて。でもお店はガラガラ。店内は素敵だけど、こんな夕飯時にガラガラなんて大丈夫?と思ったことを私は15分後に猛省した。
信じられないことに、まだアサイーボウルが効いていて、ハンバーガーを食べられるほどお腹が空いていなかった私。夫とmaoだけがハンバーガーを注文し、私はビールだけを飲むことにした。洒落た店内は見ているだけでも楽しくて、夜が始まった海と素敵なインテリアをウットリ眺めながらここまでの沖縄を振り返っていた。
そして約15分後、2人にハンバーガーが運ばれ、早速食べ始めると2人は同じ顔で『おいひーーーー!!!!!!』と叫んだ。
2人ともひと口食べろと私に押し付ける。
ほんじゃひと口…っとパクリ。
『おいひーーーー!!!!』
な、な、なんだこの美味しさは!


ボリューミーな本格的なアメリカンバーガー。薫り高いバンズと、歯ごたえのあるBEEF100%のパティの味が絶妙にも程がある。マヨネーズの効いたソースの酸味がアボカドに絡んでもうたまりません!
久しぶりに『ほっぺが落ちそう〜!』と口にしてしまった。
そして食べきらないうちに、追加で自分の分をしっかり注文しなおした。一緒に添えてあるポテトの塩っ気もちょうどよく、ボリュームたっぷりなのに、もう1皿でも2皿でも食べれそうな勢いだった。
実は私は、美味しいハンバーガー屋さんがあると聞くと、車を走らせ電車を乗り継ぎ、どこまでも食べに行ってしまうほどの
無類のハンバーガー好きなのだ。
空腹という最大のスパイス抜きでここまで美味しいとなると、宇宙イチ美味しいハンバーガー屋さん暫定1位となった。
ちなみにこのお店は北谷にも店舗があり、そこは大行列とのこと。なんてラッキーなんだろう。読谷村は穴場中の穴場だった。
幸せ過ぎた食後、明日に向けて軽く話し合い。
あとはHOTELに戻って冬仕様にライトアップされたHOTEL内をゆっくりお散歩しよう。そして、大切な明日の準備をして早めに寝るとしようかね、とまとまった。
かに思えた。
明日の準備……
明日の準備………??
あっっ!
こっちで買えばいいと思っていたmaoの水着がない!すっかり忘れてた!
ひゃ〜やってしまった!慌てて水着が売ってそうなお店を検索。おおっ!車で10分くらいの場所に小さなショピングモール発見!
急げーーーっ!
はい到着!
ないっ!ないっ!沖縄だからといってどこのお店にも11月に水着なんて売ってない!
ビレッジバンガードを見つけたので飛び込んで、目が合った可愛い店員さんに『女の子の水着ないですか?』と聞いたらのんびりと『あぁ〜もうないですねぇ』答えてくれたが『明日海に入るんですぅ』と泣きついたら『沖縄の子は、海はいる時はそもそも水着着ないんで♡』
そうだった!
よしっ、短パンだけ買うことにしましょ。
Tシャツに短パンがmaoの水着!
どうして我が家はこうスマートに事が進まないのだろう。
とほほな気持ちで消化不良を起こしそうな夜は更けていった。
#atabii's 読谷村店
#アタビーズと読みます
#宇宙一美味しいハンバーガー
#幸せのハンバーガータイムからの
#ドッタバタのショピング
#いつもこうだよ私達
#沖縄の人は水着を着ない
#郷に入れば郷に従え
#ようやく2日目が終わりました
滞在期間すべて雨予報 どうなる?沖縄旅行記⑤
2024年11月
OKINAWA旅行記⑤
【残波大獅子クロニクル】
娘と初めて沖縄に行った時から、必ず訪れて定点撮影するのがお約束となった残波岬公園の巨大シーサー。正式名称は残波大獅子。シーサーの語源は獅子(しし)が沖縄の方言によってシーサーに言い換えられたことが始まり。いうまでもなく沖縄の守り神。
エジプトのスフィンクスやイースター島のモアイ像を連想させるような大迫力。
私達はジャンボシーサーと呼んでいる。
実物は写真で見るより遥かに大きい。
一緒に写真を撮るのは今回で5回目。
最初は娘が1歳になったばかりの2013年。麦わら帽子に収まってしまうほどのBabyな娘。
な〜んにも覚えてないってね。
そりゃそうだ。

それから少しずつ大きく重くなる娘の成長をここで感じるようになる。前回からは5年の月日が経ったのでだいぶ久しぶり感があった。いつも通り軽く抱っこしようと『さぁ来い!』と、どど〜んと構えたつもりが全く持ち上がらない。

ありゃ?
メッチャ重い!重すぎる!
何度試すも、ヘナヘナと腰が笑ってしまう。ゼェゼェ息切れする私に気を使った娘が変に力を入れるものだから、余計にバランスが取れない。夫は『諦めればー』っとあからさまに面倒くさそう。は『もぅいいよぉ〜ママぁ……』と申し訳なさそう。このままで来てお天気にもなったのに諦めるだなんて!
ねばーぎぶあっぷ!!!!
娘はたかが小学生じゃありませんか。
毎回『抱っこしながら腰に手を当てる』という謎のポーズでやってきたけど、それだけは諦めるしかなかった。

ここでの撮影がこんなに時間がかかったのは初めて。真夏よりも汗だくになりながらなんとか無事に撮影終了。
この撮影がいつか迎える最終回は、私が娘に抱っこされよう。
そのいつかが来るまでは、娘を抱きあげるくらいの筋力をつけておこう。
今回は両手でしっかり娘を抱きあげた。
その後、残波ビーチ周辺をのんびり散歩して、またまたヤドカリを探したりネコと愛でたりしていると、夕焼けが始まってきた読谷村の空にこの日2度目の虹が架かっていた。


娘が指指す方向には、次の日訪れる島が待っている。

もう雨の心配は無用だった。
#残波岬公園
#残波ビーチ
#巨大シーサー
#ジャンボシーサー #娘の成長母の老化#あとから腰にくる写真撮影
#がんばれお母ちゃん
#沖縄の空の虹
滞在期間すべて雨予報 どうなる?沖縄旅行記④
【雨との別れと絶滅危惧種】
美味しいアサイーボウルとcoffeeで心もお腹も満たされ、晴れた日の再訪を誓い絶景Cafeをあとにした。
北部の空は荒れていたが、雨雲レーダーをチェックするとホテル周辺の中部から下の地域は晴れていた。よぉし!
実際、滞在期間すべてお付き合いを予報されていた雨とはここでお別れとなった。
ここからは真夏に逆戻り。雨とは真逆の強烈な日差しのもと行動することになる。
寄り道しつつホテル方面に戻ることにした。途中、道の駅が見えてきたのでもちろん立ち寄る。沖縄に限らず我が家は道の駅を発見すると寄らずにはいられない。

ワクワクわくわく!
ここは初めての場所だった。
う〜む、楽しいっちゃ楽しいけど、私の大好きないわゆる『道の駅』とは違い、価格も内容も全体的に観光客向けのお土産屋さんといった印象だった。ちょっと残念。
ただひとつ、目にとまったブースがあった。
『琉球メダカ 国内線に乗れちゃいます!』
というポスター。我が家で沖縄のメダカが飼えるなんて…と一瞬心が揺らいだが

それでもちろん諦めた。こんな貴重で大切な生き物を、お土産感覚で気軽に購入しては絶対にいけないと思った。我が家にも可愛いメダカ達がいて、一緒に泳いでる水槽を想像してしまったが、これは違うと思った。冷静になってみれば、絶滅危惧種でなくても飛行機に乗せて連れて帰るなんてあり得なかった。
メダカはとてもストレスに弱いのだ。
そしてお願いだから、せめてお家が決まるまではこんなお惣菜をいれるようなペコペコのプラ容器でなく、お水たっぷりの水槽で泳がせてあげてほしい。
この可愛いメダカ達が、飛行機に乗るような長旅をする必要のない、沖縄県内のお家の子になれますように。