映画『丑三つの村』を観ました。
村一番の秀才でもて囃された主人公が、結核の診断を受けてから村八分にされ、村人から馬鹿にされたり性的な関係を持った女性たちに拒絶され、村人の大半を殺害していく……という内容。
実際に起きた事件(津山事件)をもとに作られた作品で、追い込まれた人間の思考と末路が描かれています。
小さな集落に住む良さと危険性。
とても考えさせられました。
私が嫁いだ集落は農家さんが多いので、野菜や果物、佃煮や鮒寿司など、ご自分で作られたものを持ってきてくださる機会が多く、それはとても有りがたいと思っています。
ただ、近親者で結婚するのが当たり前な地域(小さな島)に住んでいる人たちが多く、住民の半分は血縁関係にあるのではないかと思うくらい血の繋がりが強いと感じます。
あの人もこの人も親戚⁉️誰が誰の兄弟なのか、正直覚えきれません(覚えるのは諦めましたw)。
親戚同士で協力し合えるのは良いことなのですが、私利私欲に走った時は近親者同士で目を瞑るとか、「まぁまぁええじゃないか」と見てみない振りもまかり通っています。
集落のために一役買って英雄扱いされた方が手の平を返したように責められるのは当たり前。失敗なんぞしようものなら皆から責められるのも日常茶飯事。だから誰も責任を取らなくなる。
新しいことをしようとすれば「今までこれでやってきたんだからダメ!」と反発されるのも通常運転。自分の代で新しいことを始めて反発されるのが嫌だから毎年同じことを繰り返す。
保守的で変化を嫌う。
現状維持を好むのが田舎。
これから国が破綻し、経済が崩壊し、食糧難になり、人間同士が争い合い、奪い合う時代になる。デビルマンの世界は田舎にこそ起こり得ると感じます(もちろん地域によると思いますが……)。
田舎に住み続けることは修行としてはありかもしれませんが、自分も少なからずその影響を受けていると考えると長く居続ける場所ではないのかも……。
映画の中で、夜這いの見廻りを率先していた男性が夜這いをしている場面がありました。主人公はその男性が夜這いしている光景を見ていたので、疑問というか不信感を抱いていきます。
表ではいいことを言っていても、裏では一番悪どいことをやっている。影のドンとして周りを操っている。表向きニコニコ真面目そうに見える人にも裏の顔がある。
『言葉ではなくその人の行動を観ろ!』という加藤さんの言葉。自分も含めて行動こそがその人自身なのだと痛感します。
映画の主人公が村人の大半を殺害した背景には性の問題がありました。関係を持った女性からの拒絶。好いた女性は嫁いでいく。好意を持ってくれた女性も主人公が結核と知るや冷たくあしらう。
関係を持ったからこそ憎い。お互いに好意があったからこそ拒絶されたのが許せない。性衝動が高まる一方で自分の死期は近づき、恐怖と焦りから他者への怨みが募っていく……。
加藤さんが仰っていた「性衝動と残虐性」をこの映画で少し垣間見た気がします。
欲望の昇華。怨念のワーク。
全てを自責にすること。
加藤さんさんが仰っていることを中途半端にしていては、この映画の主人公のように阿修羅化してしまうと感じました。
決めて動く。
思いを変え、行動を変える。
この主人公のようにはなりたくないです。
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