映画『ルーシー』を観て | 発酵、薬膳、陰陽五行☯️で心と身体の覚醒を♪

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hakuです(*^^*)



加藤さんがオススメされていた
映画「ルーシー」を観ました。




主人公のルーシーはマフィアによって
体内に新種の麻薬が入った袋を
腸内に埋め込まれ
運び屋にされてしまいます。

その麻薬が体内に入り、溢れ出すと
眠っていた脳機能が覚醒し
超人的な能力を発揮していく.....
というお話。



監督はリュック・ベッソン。
タイトルを思いついてから勉強を重ね
10年もの時間をかけて
脚本を書き上げたそうです。





少しずつ成長していくこと
段階を経ることが大事
加藤さんはいつも仰っていますが
段階を経ないで能力が開花したら
どうなるのか.....。

それがよく分かる映画です。




ルーシーはマフィアに無理矢理
腸内に薬物を入れられ
意に反した形で能力を得ましたが

言い替えれば悪魔の力を使って
能力を得たと言えるかもしれません。




何の努力もなしに
外から得たもので能力が開花すると

知識が増えていくと同時に
人間らしい感覚が消えていき
人間らしさが無くなる.....

実際に映画の中でも
ルーシーは知識量に反比例するように
人間の心が失われていきました。




確かに最初は人間の死体を見て
吐き気を催していたのに

能力が開花した途端
人を殺した後に平然と食事していた
ルーシーの姿を見ると

本当に人間らしさというか
感情がなくなっているようでした。






大した努力もしてないのに
すぐに結果が欲しい。
それを求めるということは
知識、やり方だけを求めるのと同じで
人として成長することは二の次。

自らお腹を切って
腸内に麻薬を入れてくれと
言ってるようなもの。

それは悪魔に魂を売る行為。




《第171夜》で加藤さんが
仰っていたことを思い出しました。


技術、やり方のみを追求すると
機械的になっていく。

確かに脳の眠った機能が
20%→40%→80%と開花するにつれ
ルーシーは無表情になり
話し方も機械的に.....。




能力が外から与えれたものではなく
自分の努力の積み重ねで
少しずつ開発されていったなら
器も少しずつ大きくなっていったなら

一緒に思考も感情も
育っていくだろうと思いますが

いきなり得た能力が
自分の器を遥かに超えていたら
何かを失わないと
バランスが取れないのかもしれません。 




マニュアル車の運転も
1速→2速→3速→4速と
1つずつギアをあげていかないと
車が悲鳴をあげてしまいますもんね。

1速→4速の変換なんて
スピードはあがらないし
車に負担をかけるだけで
何もいいことはない。

なのに自分に関しては
1速→4速も出来るんだと
都合よく解釈していた自分が
本当に恥ずかしいです。






映画の中で
印象に残った台詞があります。

生命の目的は知識を伝えること。
それより重要なことはない。




6000ページを超える論文を
そらで言えるくらいの能力を持ち

膨大になっていく自分の知識を
「どうしたらいい?」
と聞いたルーシーに対して

脳科学の権威ノーマン博士が
答えた台詞です。




知識を伝えることは
生命が望んでいること。
生命が子孫を残すのも
次世代に情報を伝えるため。




伝承、伝達が日本人の使命だと
加藤さんがいつも仰っていますが

伝えることは種を撒くこと
次世代に繋げること
それは生命が望んでいること

得たものを自分だけに留めることは
生命も細胞も求めてないのですね。



得たものは伝える。出す。
次に繋げる。



真理の追求は一生かけてやること。

過程を楽しみながら
段階を経て少しずつ一歩ずつ。

やり続けていきます。









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