【一汁一菜】
最近よく耳にするようになった、この言葉。
食べ過ぎが病気をつくると言われている中
普段の食事は『ご飯、味噌汁、お漬物』の
シンプルな食事でいいじゃないか
と提案している料理研究家の方も増えています。
【一汁一菜】の言葉は聞いたことあっても
その歴史まで聞いたことのある方は
少ないのではないでしょうか。
『穀醬(こくびしお)』の歴史を教えていただくまで
わたしも全く知りませんでした。
詳しい歴史は割愛しますが、
昔は食材を煮たり蒸したりしたものを
あとから自分で味つけして食べていたそうです。
(塩やお酢など)
それを鎌倉武士が初めて
最初から味つけし、お料理として作ったのだとか。
中でも一番の発明がお味噌汁。
『栄養が豊富な上に美味しい!!』
と評判になり、大ブレイクしたそう。
ちなみに、
ひかり味噌さんのホームページをみてみると
味噌の歴史が簡単に書いてありました。
平安時代 - 味噌󠄀は高級官僚の月給。庶民の手の届かないぜいたく品
いまのように料理をするときに使うのではなく、食べ物にかけたり、つけたりしていました。薬としても利用されていたようです。
●鎌倉時代 - 味噌󠄀汁登場!「一汁一菜」の確立
中国からやってきた僧の影響ですり鉢が使われるようになり、「粒みそ」をすりつぶした「すりみそ」がつくられました。水に溶けやすかったため味噌󠄀汁として利用されるようになり、「一汁一菜」という鎌倉武士の食事スタイルが確立されました。
いまのように料理をするときに使うのではなく、食べ物にかけたり、つけたりしていました。薬としても利用されていたようです。
●鎌倉時代 - 味噌󠄀汁登場!「一汁一菜」の確立
中国からやってきた僧の影響ですり鉢が使われるようになり、「粒みそ」をすりつぶした「すりみそ」がつくられました。水に溶けやすかったため味噌󠄀汁として利用されるようになり、「一汁一菜」という鎌倉武士の食事スタイルが確立されました。
~ひかり味噌さんのHPより~
平安時代に高級品だった味噌(当時は醬)が
鎌倉時代には身近な食材になった。
「やっと醬が食べられる!」と感激した(かどうかは分かりませんが……)鎌倉武士は
いつ死ぬか分からない中で
(いつ殺されるか分からない中で)
死を覚悟しながらも
ご飯、味噌汁、漬物を食べられることが
この上なく幸せだと感じたのでしょう。
そこから「一汁一菜があればいい」
という言葉を残したとか。
いつ死ぬか分からない状況でうまれた言葉
そう聞くと、
とても重みがあるように感じますね。
いつ死ぬか分からない状況なんて、
現代では想像するのは難しいですが、
(遠くない未来に起こると言われてますが……)
追い込まれた時に最も幸せを感じる食事が
【一汁一菜】だったようです。
でもその気持ち、何となく分かる気がします。
「人生の最後に食べたい食事は?」と聞かれたら、迷うことなく『和食』を選びますから。
食事が多様化し、日本にいながら世界の様々なお料理を楽しめるのは素晴らしいことだけどね^^
死を覚悟した鎌倉武士のおかげで
わたしたちは当たり前のように
毎日美味しいお味噌汁を食べているわけです。
伏木先生の凄いところは
発酵の知識や技術だけじゃなく
それがうまれる歴史まで教えてくださるところ。
歴史を知ることで
より和食の素晴らしさを感じることができるし、
日本をもっともっと好きになっていく♪
ほとんどの日本人が知らない
だけど、ものすごく大切な食文化や
歴史を学べることは本当にありがたいです。
歴史のお話を聞きながら
いつの時代も【食】に強い人間が
生き残っていくんだな~とも感じました。
戦の時には兵士を養わないといけないから
最後は食糧が豊富な国(武将)が勝つ。
現代だって海外の貧しい人たちは
兵隊になれば食うに困らないから
食べるために軍に入り
いつの間にか人の命を奪うようになる。
日本もそうなる可能性は十分にあります。
だから、自分たちの食べるものは
最低限準備しておかないといけないな
と、改めて備蓄の大切さを感じた今日この頃(笑)。
ご飯を食べられる幸せを感じながら
今日も美味しいお味噌汁を作るぞ~(*´▽`)
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