talkという動詞について | 英語の極意  弁理士 奥田百子

英語の極意  弁理士 奥田百子

英検1級、弁理士
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翻訳者からみた英語の極意を話しています。


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テーマ:

「話す、語る、議論する」などの意味がある

talk

についてです。

 

「会話する」という意味もあるので、”Zoom talk”などの言葉も使われます。

 

talkは自動詞でも他動詞でもあるため、目的語を置いたり置かなかったりします。

 

「彼は語り始めた」

"He started to talk".

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このように、何を誰に語るかも言わずに、主語の「talk」という動作を述べたり、

 

「我々は会社の将来について話し合った」

"We talked about the future of the company".

他動詞であるため、前置詞(about)を付して、「~について話し合う」の意味を表すこともできます。「話し合う」といえば、discussを使うような場面でこのように、talkを使うこともできます。

 

「老人はこの土地の歴史について語った」

"The old man talked the history of this land".

このように、他動詞であるため、前置詞なしで「語る対象」を述べることもできます。

 

"My baby can talk to me".

赤ちゃんは私に語りかけることができる

このように、「~に語る」という場合は、前置詞(to)を付して述べることができます。

 

赤ちゃんをくすぐる親のイラスト

 

「言葉を発する」ことを広く含む talk は非常に便利な動詞です。