こんにちは。
ピースオブマインドです。
人は、
誰かの行動を見た時、
その理由を
「その人の置かれた状況・現状」
ではなく、
「その人の能力や性格が原因」
とする傾向があるそうです。
例えば
Aさんが落ち込んでいる時、
「あの人は不安が高いから・・」
「ネガティブ思考だから・・」
Bさんがイライラしている時、
「あの人は怒りっぽいから」
という感じです。
そこには
「状況や、何らかの原因がある」
ので「仕方ない・そういう時もある」
と考える余地がないのですね。
また、一旦相手に
「ネガティブ・ポジティブ」
「怒りっぽい・大らか」
などの思い込みを持つと、
それ以外の可能性、事実に
目を向けなくなる事もあるそうです。
しかし、
たとえその時
「なんでそうなるの？」
「これぐらいのこともできないの？」
と思うくらいの事であっても、
人は本来、どんな人でも
「その時できるだけの事をやっている」
ので、
「できない事には、必ず理由がある」
のですよね。
なのでこんな時、
思い込みを防ぐためには
「相手の立場をイメージすること」
が大事です。
相手の背景や
置かれた状況を
想像してみるのですね。
更に興味深いことに、
人は自分のことになると、
「全く逆の考え」になるそうです。
「腹が立ったのは
相手の言葉がキツかったから」
「忙しくて余裕がないから
そんなことまで考えられない」
などなど。
「自分とは関係のない原因」
があるから、ということですね。
これらは
「行為者-観察者バイアス」
と言われています。
生きている限り、
いろんなバイアスがかかるので、
やはりまず、それに
「気づく・認める」能力を
高めることが大切ですね。
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