「叱れない親が増えた?!」のホントのコト。

こんにちは。
ピースオブマインドです。

近年、
「叱れない親が増えた?!」
・・との問題提起(?)があるようですね。

子どもが「悪さ」をしたら
叱るのが親!!
なのに叱らないなんて・・
子どもの将来が心配・・
ということのようです。

その前は、
「叱る」と「怒る」は違う!!
とのことで「怒らない子育て」
なども流行っていましたね。

時代と共に
いろいろ変わっていくなぁ〜
なんて思いつつも、
やっぱり世相を反映してるかも、
と感じる今日この頃ですが…

あなたは、

どのような意見をお持ちでしょうか？

さて、前者と後者は一見
真逆のような感じがするのでは？
・・と、思います。

しかし・・

問題の根っこは同じなのです。

つまり
「叱れない」親も、
「怒る」親も、

「子どもへの適切な関わり方」を
「知らない」あるいは
「知っていても実践できない」
ということ。

感情をぶつけるような
叱り方、怒り方は良くない、
と知ってはいるけれど、

「どうしたらいいかわからない」

こんなふうに言えばいい、
との知識はあっても

「気持ちがついていかない」
「いざとなると、できない」・・

たしかに
「放任（ほったらかし）」気味
の親御さんもいると思います。

しかし
大多数の保護者が、
「叱れない（何もしない）」
のではなく、
「どうしたらいいかわからない」
と「困っている」のだと思います。

今は
ネット社会の影響もあってか、
不適切な関わりに対する
周囲の目がますます厳しくなった、
寛容さがなくなったように感じます。

そんな中では、
まわりの目が気になり
何も言えなくなってしまう・・

それも

ある意味当然だと思いますし、
以前にも増して子育てしにくく

なっているのも感じます。

本来子育ては、
子どもが自立、自律できるよう、
人間関係やコミュニケーションで
困らないような関わりをする、
ものです。

「人に迷惑をかけないように」
「悪さをしたら叱る」などと
言われることもありますが、

それを言うなら、
そもそもその人の
「悪さ」や「迷惑」の
「定義は何なのか？」を
洞察する必要があります。

なぜなら、人によって
「子どもとの関わり方の基盤」
が違うからです。

「本当にその子のため」