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今日も1日子育て、子育てに関わるお仕事、お疲れ様です
小学校以降は、子育ての中でも勉強についてが親の悩みの多くを占めてくるようになります。
親としては「意欲的にすすんで勉強する子になってほしい」と誰もが願うと思います。
長男、次男が小学生の時、三男が現在お世話になっている国語の個人塾の先生がいらっしゃいます。
中高の国語の先生もされていて、小学生から高校生までの指導経験がおありです。
先日、三男の学習について話をした時に、
「例えば、自分で丸つけができたり、自主的に勉強に取り組むような習慣を身につけるにはどうしたら良いか」
という話になりました。
先生のこれまでの指導経験の中での印象だと、
「勉強したら、わかるようになった」
「努力したら点数が上がった」
といった経験を小３、小４の頃に積むかどうかが大きな別れ目になっているような気がするとおっしゃっていました。
その経験がないまま、小学校高学年、中学生になると、自主的な取り組ませようとしてもかなり難しいケースが多いとおっしゃっていました。
小３、小４というと、理科や社会が始まり、勉強も少しづつ複雑に量も多くなってくる頃です。
「やればわかる」
「やればできる」
という経験を持たせるにはどうしたら良いか。
やはり家庭学習が大切になってくるとおっしゃっていました。
大人数の学校教育では個別の指導は難しく、その子その子の理解力や理解方法の特性にじっくり向きかって丁寧にフォローするのは家庭でしかできないだろうと。
以前、うちの息子たちが学校で習ったやり方では漢字がなかなか覚えられなかった件について記事にしました。
ここにも書きましたが、学校が提示してくれる学習方法は一つなので、それで理解しにくい場合は、別の方法を工夫する必要があります。
そうやって工夫して、「やったらわかった！」「努力したら結果が出た！」という経験を積むことが、そのあとの学習へ取り組む意欲に繋がるということでした。
誰かと比較してできるとか、ものすごく成績がいいとかではなく、小３、小４の時点で「やっても無駄」「勉強はつまらない」「自分には無理」と思ってしまわないように、自分の中での「やればわかるんだ！」「努力は成果をうむ！」と思える体験が必要なのだと思います。
先日ブログでご紹介した「エリクソンのライフサイクルモデル」で、
児童期は「やればできるという体験をして、勤勉に努力することを覚える時期」で、「有能感」を育むことが大切ということを書きました。
この話ともちょうど合致するなぁと思いました。
お仕事や弟妹の世話が忙しく、家庭でじっくり勉強を見てあげるのも大変、という方も多いと思いますが、小３と小４は今後の学習意欲に繋がる大切な時期として、ちょっと意識して見てあげると、今後のお子さんの成長の大きなたすけになると思います。
今日もお読みいただきありがとうございました♪
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