個性を理解し、試行錯誤しながら友人関係を作っていく子どもたち

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無事サンタさん業務は遂行されましたでしょうか？

今日は息子がクラスの友達を呼んで、クリスマスパーティをしました。

お母さんも何人か顔を出してくれて、クラスの様子とか友達関係、学業のことについておしゃべりしました。

うちの息子は学校であったこと、特に自分と関係のないことは全く喋らないので、クラスの様子はいまいち把握できないでいます。

今日ママ友と話して、小五になってからこれまで友人関係で色々悩んだり、友達の個性を理解しながら、自分なりに工夫して対応しながらやってきている話をたくさん聞いて、すごいみんな成長してきてるなぁと感じました。

三男も最近それを感じたエピソードがあります。

数週間前の金曜日に切羽詰まった顔で帰ってきて、学校であったことを話して大泣きしました。ある子に毎日色んなことを押し付けられたり、嫌がらせをされたりして、やめてと言ってもやめないと。その日にとうとう先生に言ったらしいのですが、「先生に言いつけたー」とまたいじられたそうで、これまで溜まっていた気持ちが話をして吹き出したようでした。

「そいつのお母さんに言って欲しい」「でも言いつけたとまた嫌がらせされる」と気持ちが随分混乱していたので、これからどうしたいか、どうなったらいいかという話を聴いて、最終的には先生にも言ったからとりあえず様子を見て、私も翌週、役員の仕事で学校に行った時にクラスに寄って、様子を見る（教室はドアで仕切られてないので、いつでも見ることができます）ことになりました。

月曜日に学校への行きしぶりもなかったので、週中に学校に行った時はクラスに顔を出して、相手のお子さんと（嫌がらせのことには触れず）世間話をしたりしました。

その後、どうだったのかなとずっと気になっていたのですが、聞くのを我慢して、様子を見ていました。

すると先日、自分から、

「そういえば俺、〇〇への対応の仕方がわかったからもう大丈夫」

と自分から報告してきました。

たまに嫌なことをされることがあるけど、ちゃんと伝えたらやめてくれるようになったそうです。

以前、ママ友から聞いた話で、友達のある行動について困っていたお子さんに、「落ち着いた言い方で、やめて欲しいと伝えてみたら」とアドバイスしたところ、同じように困っていた友達と一緒に勇気を出してそれを伝えたそうです。それを聞いた友達は、泣いてごめんと謝ってくれて、それ以降、ピタッとその行動をやめてくれたそうです。

そのお子さんは、友達を困らせている行動をやめることができたことで、その後の友人関係にきっといい影響が出たと思いますし、勇気を出して伝えたお子さんは、伝えたことをちゃんと相手が受け止めてやめてくれたという経験を得られたことが、今後の人間関係作りにとてもプラスになったと思います。

おそらくこういうことが小学校の日々の生活の中で行われているのだと思います。いろんな衝突や人間関係のストレスを抱えながらも、友達の性格を理解しながら、受け入れたり、距離を置いたり、自分なりに試行錯誤しながら友人関係を作って行っているのだと思います。

小五はただじゃれあって遊んでいた単純な人間関係から、こうやって自分で試行錯誤しながら、新たに関係を構築していく時期なのかなと感じます。

まわりのお母さんの話を聞いていると、子供達がそのような不安定な状況にある中、自分の子供だけではなく、まわりの子もあたたかく見守り、時にはアドバイスを送り、素晴らしいサポートをされているな、見守り力すごいと本当に感心します。