ICAN国際運営委員 川崎哲さんの講演会 | 幸せな親子関係・主体性をはぐくむ ピースサインのあるこそだて

幸せな親子関係・主体性をはぐくむ ピースサインのあるこそだて

モンテッソーリ教育とコーチング、選択理論心理学の学びと、男子3人の子育て経験から、
親子が幸せに、笑顔でピースサインできる未来を願って
子育てやコミュニケーションに役立つ情報を発信♪
★メルマガ登録で「ガミガミ・イライラママから脱却した方法」プレゼント★

こんばんは。

今日は近くで行われた ICAN国際運営委員の川崎哲さんの講演会を聞きに行ってきました。

 

ICANはみなさん聞いたことあると思いますが、2017年ノーベル平和賞を受賞した団体です。

 

私は広島出身なので、学校の平和教育で原爆のことを学んでいます。今住んでいる神奈川県の小学生は原爆のことを知る機会があまりないということに気づき、息子の小学校で、朝の読み聞かせの時間を使って、6年生を対象に原爆に関する本の読み聞かせを行なっています。

 

その関係もあり、原爆や平和教育には関心があるので、近場で講演会があるということで話を聞いてみたいと思いました。

 

 

恥ずかしながら、ICANが世界のNGO(非政府組織)の連合体で101カ国から468団体が参加していること。執行部は、世界10団体からなる国際運営グループで、日本からはピースボートが参加しているということは全く知りませんでした。川崎哲さんはその運営委員でいらっしゃいます。

ICANの活動についてはこちらのページで詳しく読めます。講演の主な内容もこの中に含まれています。

 

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)とは?ノーベル平和賞受賞の背景を解説します

 

世界の核の現状や、活動の内容についての説明がありました。

 

長崎大学核兵器廃絶研究センター HPより>

 

印象に残った話は、昨年度平和賞の授賞式前に自宅でタキシードの準備や、たくさんの電話対応に追われていた時に、その様子をみた当時中三の息子さんが「温度差がある」と一言。

 

理由を聞いてみると、中学のクラスメイト30人の中でICANのことを知っているのは自分も含めてたった3人。そんな状況と、世間や自分の周りだけすごいことだと騒いでいるのに違和感があると。それを聞いて少なからずショックだったそうですが、これから30分の3を10や20にしていく努力をしていかないといけないと改めて思ったそうです。

奴隷制度が撤廃された時や、女性の参政権が初めて認められた時、それ以前は、そんなの無理と思われていた。現在、日本政府は核兵器禁止条約に反対していますが、政府が後ろ向きでも、市民の理解を少しづつ深め、核廃絶の機運を高めていく必要があるというおっしゃっていました。

 

その1つの方法として、核兵器禁止条約の締結をすべての国に求め、すみやかな核兵器廃絶を被爆者の訴えに賛同する「ヒバクシャ国際署名」の紹介がありました。

もしご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、リンクから署名ができます。


今日の講演会で少し残念だったのが、講演参加者がほとんどご年配の方だったということです。自分たちの未来を左右する話なので、ぜひ若い人たちに聞いて欲しい内容だと思いました。

 

世界に存在する核弾頭を使うか、減らすか。一人でも多くの子どもたちが平和を生きる人へと成長し、核廃絶の方向へ向かっていけることを願っています。

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。ランキングに参加しています。

にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村 教育ブログへ