VTR1000F CBRテールが決まってるなら~ミラーもCBR用を取り付けよう♪~改修シリーズ~ | RS-M とあるバイク屋の日常

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小さなバイク屋ですが日常ネタをアップします

いや~大変だった。

 

無事に完了しましたね。

 

 

ここまで来るとを忘れそうなので

 

どういう経緯なのかを今一度、振り返ってもいいだろう。

 

 

では

 

当店的、VTRの歴史をどうぞ。

 

 

VTR1000F。

 

これが初期型で1997年に発売だった、らしい。

 

結構古いのね。

 

 

その後の改良版が~

 

 

後期型VTR1000F ブロック5

 

2001年にマイナーチェンジで登場。

 

エンドー号はこちらの後期型になる。

 

色々と違うらしいが、パッと見はウィンカー。

 

でもタンク容量が増えたり、イモビキーになったりして

 

後々それが面倒だったりする。

 

 

で、

 

うちへの初来店時は~

 

 

VTR1000F ブロック7。

 

買ってからまだ1年位という事でご来店。

 

アンダーとスリップオンマフラー変更レベルの

 

もっともポピュラーな仕様だ。

 

作業前の面接受付で聞いたところ、近々の作業は

 

ドリームさんでカムチェーンテンショナーを交換したという

 

とても安心安全なオーナー。

 

 

 

VTR1000F ブロック9

 

この時が初依頼。

 

ブロック7の時、ブレーキが利かないと言う事で

 

ヤホーで購入したブレーキキャリパーのOH、

 

メッシュホースの取り付け。

 

これはVTR乗りあるあるの様だ。

 

まだ、一般常識的なオーダー。

 

 

 

VTR1000F ブロック11

 

セパハンやニッシンブレーキマスターの取り付け。

 

ま、当店じゃなくても可能な依頼だ。

 

 

 

VTR1000F ブロック13

 

サイドのサポートカウルとリアインナーの塗装、装着。

 

まだ量販店で大丈夫、だ。

 

 

 

VTR1000F ブロック15

 

持ち込みでSPの足回り移植とバックステップ他。

 

ステムがイモビ付きと言う事で、なかなか面倒だった。

 

この辺りからオーダーが怪しくなってくる。

 

 

 

VTR1000F ブロック17

 

ワンオフマフラー製作。

 

リアキャリアの延長加工もついででオーダー。

 

もう、バイク屋の域を越えだしてきた。

 

 

 

VTR1000F ブロック21

 

スイングアーム補器、ホイールカスタムペイント。

 

更にはエンジンフルOH+ハイカムハイコンプ。

 

キャブ車だがクイックシフターも導入した鬼回。

 

バイク屋的作業かもしれないが

 

仕様上、ちょっと腰が引けるオーダーだ。

 

 

 

VTR1000F ブロック24

 

CBR1000RRテール移植、FCRキャブ、ブーメランフック他。

 

わがままが爆発してきた時期。

 

こういう内容になると、量販店云々ではなく

 

「金」で解決できないカスタムになってくる。

 

 

 

VTR1000F ブロック26

 

フレームブラック塗装、SPウオタニ装着。

 

もう、言えば何でもやると思ってる。

 

 

で、

 

現在(2023)の最新アップデート版が~

 

 

VTR1000F ブロック30

 

冷却性アップのオイルクーラー装着から

 

CBR1000RRミラー装着、カウル加工、ペイント他。

 

わがままを越え、最低条件だけ言って好きにやらすと言う

 

おおよそ出来る経営者が部下に使うスタイル←ダメならファイア

 

これもまた「金」で解決できないカスタムだ。

(もう二度とやりたくない作業w)

 

 

 

というね、

 

これだけ大まかに見てもF16並みに改良してるんですよ。

(2023時点でF16はブロック70に)

 

 

ここで、プロの方が一番気になる部分…

 

それは

 

どーやって「仕事」として成立させてるか。

 

でしょうね。

 

 

一般的作業なら

 

受付して~仕様等確認、摺合せして~見積もり出して~納期確認して~外注絡むならそちらとの擦り合わせもして~追加が合ったらそれに対してオーナーにアナウンスして~途中経過でまた擦り合わせして~外注先から納期がかかる連絡があって~マジで~ってなって~オーナーに頭下げて~だったらナビかバックモニター付けろって言われて~

 

もう何の話か分からないけど、大変って事よ。

 

それ考えた上で、ブログだけ見てると不思議に思うよね。

 

どうやって成立させてるか。

 

こんなオーダー、どんな摺合せしたって

 

思想が合流する事ないじゃないw

 

 

そうです、要は

 

うちのわがままに耐えてくれる

 

て事です。

 

一見、僕がみんなのわがままを聞いてるようだが

 

実際は僕のわがままに付き合ってるって事ですm(_ _)m

 

うちへのヘビー作業系はほとんど「おまかせ」

 

最低条件だけ言ってあとは好きにやらせてくれる

 

まぁ、付くものを付けてる訳じゃないので

 

その辺りは当然と言えば当然だが

 

これは作業者としてありがたい。

 

 

今回のエンドー君や~

 

GSX1400のシマダ君なんて「おまかせ」は当然だが

 

更には「調査無し」だもんw

 

アーダコーダ言われないのは助かるが

 

逆に「オーナーの想像を超える」って言う

 

プレッシャーはデカい。

 

 

今後も、そんなトリッキーオーダーに対して

 

上手く造れる様、頑張って行きます。予定。

 

 

~当ブログをご覧の皆様へ~
作業に関しまして、画像では判断できない加工・脱着等、必要な場合があります。
その行程はブログの性質上、省いている事をご理解下さい。

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