所詮は、手に入れてしまえば興味がなくなる対称なのか。。。
前回はこちら↓
リアバンク側、セカンドサイレンサーへのパイピング。
508セクションをどれだけ取るか。
無論、限りあるスペースでの話。
理論で進めるにも限界がある。
それでもなお、可能な限り試行錯誤、検討して製作していく。
リアバンク、508セクション。
地味に溶接を進めていく。
1次427セクション。
レデュース部分の設定も決まり、本溶接に入る。
リアバンク、完成。
ポジショナーがない当社は、自分が回るしかない。
最後のフィッティング。
フロントバンクとの兼ね合いも問題ない。
本溶接後に、歪みで異常が出ることは珍しくない。
溶接個所が多くなればなるほど、その危険は増してくる。
最後に、フロントバンクの本溶接。
508セクション。
全体的なレイアウト。
この、組みこんだ状態でスプリングフック溶接をしていく。
VTR1000F
右2本出しフルデュアルエキゾースト、完成。
フロントバンクは2ピースだが、
スイングアームを跨ぐリアバンクは3ピースとして脱着を楽にしている。
1次、427セクションはフロント、リア共管長をそろえている。
しかし、排気解放部分の508セクション、リアバンク側は短くなっている。
それは1次で同じ管長でもドラッグ(曲げ部分)が違うため、解放を早めにする為だ。
勿論、前回話した点火時期の変化も考慮している。
最終確認。
この絶妙なカチアゲと寄せ。
まさに、センスの塊だ。
装着。
全てのレイアウト確認が終了した。
緊張の試運転。
低速、中速域のトルク、高回転のパワー。
全てが「最高」だ。
特にサウンドは狙った通りのカスタムTRXになっている。
いや、それ以上とお伝えしておこう。
自分のライディングスキルがだらしないのが悔やまれる。
試運転後のエラー。
振動により、サイレンサーのズレが生じた。
サイレンサーバンドのフィットで誤魔化したい所ではあるが
Vツインの振動では、いずれまたズレてしまうだろう。
角度再修正。
ワンピース、角度を変更してフィットさせる。
修正完了。
シングルサイレンサーに見える、この拘り。
カウル装着の前に
今までの仕事を確認する。
一生分の溶接をした感じだ。
あの時↓二度と受けまい。と決めたのだが。。。
のど元過ぎれば・・・なのか。
いや、常に向上心をもって生きている証だろう。
改めて。
唯一無二のVTR1000spF、完成。
足回りから始まり、フルエキ製作。。。
長期に渡り、作業してきた。
育て上げた「作品」を納車する・・・些か寂しさが残るのは事実だ。
今回は、色々とウンチクを入れながらのアップ。
製作工程もほぼ、公開している。
溶接機とカッターがあれば誰でも「容」には出来るだろう。
しかし、性能に直結するパーツ…
あれだけ上等な事を語る作業者とは一体どんな男なのか?
こういう方では無く~
これ。
こういう方でも無く~
これw
こういう方でも無く~
やっぱこれw
スミマセン、文章と人間が合ってなくて。
※上記のチューナーが分かった人はマニアだなぁ~w
ま、少女漫画の世界ですよ。えぇ。
可愛いキャラ描いてるな~って、でも男、みたいな。
少女漫画出身で有名な松本零士先生が若かりし新谷かおる先生に
「少女漫画は10代までだ、それ以上描いてると戻れなくなるぞ」
とは有名な話。
・・・なんのこっちゃ。
長々とVTR製作ブログにお付き合い、有難うございました。
~当ブログをご覧の皆様へ~
作業に関しまして、画像では判断できない加工・脱着等、必要な場合があります。
その行程はブログの性質上、省いている事をご理解下さい。
RS-M
~ご納車~
「ぐは~!!最高です!!音も欲しかった通りです!!!」
エッヘン♪でしょ~
「流石っす。ほんとありがとうございました!!」
あらま~嬉しいな~こちらも感無量ですよ(/ω\)
「純正は付くようになるんですか?」
え?あ?それはまた改めてチョイチョイで・・・
「了解です。と~」
と~?
「えぇえぇ」
えぇえぇ。
「。。。」
。。。
「これっすね」
Σ(゚Д゚)