腹をくくれ! | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

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UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

さて、前回記事に引き続き
どうなる たっくん(笑)

遅くなって申し訳ありませんaya

専門学校入学早々、不登校を臭わせたたっくん。

実は、miwaママ、専門学校を選んでいる頃から、
不登校になり得る予感がプンプンしていた。焦っ

その理由は…
たっくんの腹がくくれていないビックリ

職人型のたっくんは、
「ここで◯◯を極めて見せる!!」
的な腹のくくり方をして次のステージに向かわなければ、モ
チベーションがあがらず、
状況によっては テンションがどんどん下がっていき、
全てがマイナス思考回路にいってしまう。ヤレヤレ・・・

しかも、
夢見る王子様のたっくん。

なかなかフワフワの夢の世界から出られない。がっかり

進路選択や、学校選びの中で
現実に目を向けさせるよう、親子バトルを繰り返したが、
限界がある。

まだ見てもない、感じてもない現実や社会を実感するのは、
ただでさえ子どもには難しい事。

ましてや、夢の王子様には
とてつもなく難しい事だ。

理解した気分にはなってるが、
たっくんの中には、まだ「?」がいっぱい。

バスケ以外のものは、全て色あせて見える。苦笑

うーんあせ①
こりゃ~aya
バスケが奴の中から薄らがない限り
今、この時点で現実的に物事を考えるのは厳しいな~泣き1と、いうことで、

ここは、もう、
実体験で腹をくくらせるしかないだろうと、
私自身が、まずは腹をくくったのだ。

たっくんは、
最終的に
スポーツトレーナーの様々な資格を取る!と豪語し、
鼻息荒く専門学校を選んだが、
たっくんの腹がくくれていない事は丸わかりだ。ガーン

「あんた、自分で決めたんだからな。
最後までやり通せよ!」
と、
先々を見越して布石を打っておくmiwaママ。


そして、案の定、入学早々に躓いた たっくんなのだ。ガーン!

それに対して
私のとったこの度の手段は、
今までとは全く逆だった。

「学校に行くか、
今すぐ家を出るか、どっちかにしろ!
ムスっ!

と、あえて厳しすぎる現実を たっくんに押し付けた。

「ママは、
自分で決めた事だから最後までやり通せって言ったよな?
お前はもう大人になるんだ。
てめえで言った言葉に責任持てよ!

簡単に辞めるって言う言葉を吐くお前は、
ママを裏切ったって事なんだぞ!

ママを裏切ってでも辞めるなら、
今すぐ出て行って自分の力で生きていけ!
カチン


その後、一度は
「学校に行く!」と言い切っていたが、
数日もせずに行けなくなる たっくん。

私は、再度、厳しい選択をたっくんに突きつけた。

「学校に行くか、今すぐに荷物まとめて出て行け!!」と。

しかし、決して私は、学校に行かせたくて この厳しい選択をせまったのではない。

学校なんかどうでもいいのだ。

このユニークな我が子が、
足並みそろえて生きていくなんて、いつだって、はなから考えていないのだ。

今回も、途中下車なんて、当たり前に覚悟の上だ。

私がせまっているのは、
どんな道を選ぶにしろ、腹をくくれ!と言う事だ。

今までとは違うのだ。

社会に出る為の物事なのだ。

大人になる為の大きな成長をしなければならないのだ。

フワフワの夢の王子様では生きていけないのだ。

学校に行くにしても、社会に出るにしても、
現実を見据え、地に足をつけ、腹をくくり生きていかなければ
女子供を養えるような強い男にはなれないのだ。

どの道を選んでもいいんだ!
やってやる!と、腹をくくれ!
頑張れ!立ち上がれ!


と、心の中の声を押し殺し、
鬼のような厳しい選択を突きつける。


そして、私の突きつけたものの、あまりの理不尽さに言葉を失い、
俯き、返事ができない たっくん。


数時間経ってもそのまま固まっている。

こりゃー3年待ってもこのままだぞ…顔に縦線2

と、言う事で、最終手段(笑)

私よりはるかに巨大な たっくんの背中に蹴りを一発!

「何とか言え!キーーーと怒鳴る私に
怒りに震えた たっくんが立ち上がり、私にくってかかる。

「くそぉぉぉ!!!ムスッ

私は、内心嬉しくてしょうがない。

そうだ!立つんだジョー!ジョー
てな感じだ(笑)

怒りに暴れるたっくんに驚き、
チュン君が私を救おうと助けに入る。

すると、たっくんがチュン君に殴り掛かる。

めげずに私を救おうとするチュン君だが、
「立つんだジョー」気分の私には余計なお世話だ(笑)

「お前はすっこんでろ~ビックリ不満
と、両方から言われて追い出されたチュン君はとんだとばっちりだ(笑)

そして、とうとう たっくんの口から
私が待ち望んでいた言葉が飛び出した。

「学校は辞める!
家を出て行く!
ムスッ

やっと腹をくくった たっくんに対して
内心大喜びの私だったが、

「お~!じゃあ、今すぐ荷物まとめて出て行けよ!怒る

と言い残し、ほくそ笑みながら仕事に出て行った。


それでいいんだ。

どんな道を選んでも、お前ならやれるんだ。

ただし、これからは今までとは違って大人として扱われる。

厳しい現実があるんだ。

だからこそ、しっかり腹をくくって歩かなきゃいけないんだ。

普通とは違う、自分で切り開く道を歩む子なのだ。

腹をくくり、しっかり前を見て、自分の才能に気付き、
それを生かす為の自分だけの道を切り開く。

力強く、しっかりと地に足をつけて歩きなさい。

ここに来るまでに、もう、しっかりと自尊心も育った。
自分は自分で良い事も知った。
たくさんの家族の愛も受け取った。

だから、たっくんなら もうやれる。
腹さえくくれれば、必ず歩いていける。


そう思いながら、
我が子の成長を実感し 久しぶりに大泣きしたmiwaママだった。




専門学校の入学金含め、前期の授業料その他、大金は戻ってきません。焦っ
きっと理解納得できない方が多いでしょうから、ここで一言。

私は、学校にそのお金を支払ったという感覚で捉えていません。

今回の事に限らず、子どもの事でお金を使うときは常に、
この子の精神の成長に必要な資金を使っていると考えています。

今回、彼の精神の成長に必要な金額は大金となってしまい、
確かに大きな経済的負担ですが、
いつでもどんなときでも、ユニークな子どもを育てているという誇りをもって腹をくくっていますので、一切執着はしていないのです焦っ




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