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Tascal PCサポート情報

自分のサポート情報の覚え書きならびに、
主にタスカルお客様に向けての、
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PC関連サポート案内です。

この7月ぐらいからLINEへのスパム(迷惑メッセージ)が非常に多いです。

 

昨日も突然LINEが連続でピコピコと着信音が・・・

 

 

ああ・・・またスパムメッセージです。

 

勝手に私のスマホの電話番号を友だち登録し、メッセージを送りつけたり、タイムラインへ書き込んだりするのです。

 

 

 

当然この手のものは一気に複数へ送りつけるので、被害に遭う他の方も対応しますので、ほぼ全員がブロックで退出し、即スパムとなりLINE側で削除されます。

 

・・・が、LINE側の対応が遅れると第2弾が飛んできます。

なので、毎回面倒ですが、即LINEに対応してもらう為に「通報」を致しましょう。

 

トーク画面を開くと、当然友だちでは無いので上のように「友だち承認」するか、「ブロック・通報」するか聞いてきます。

 

 

 

 

当然「通報」を選択します。

 

通報理由を選びます。今回は「スパム/宣伝目的」です。

子供さんには出会い系が多く飛んできますので、親御さんは注意が必要です。

 

 

通報をするとそのユーザーをブロックするか聞いてくるので、これも当然「ブロック」します。

 

 

最後にトークルームを削除して終了です。

 

 

毎回この繰り返しですね・・・・うんざりします。

 

 この手のスパムを防ぐには、IDや電話番号での友だち登録を許可しない。

 

そして、友だち以外からのメッセージ受信を拒否することで防ぐことができます。

 

ギアアイコンの「設定」から、「友だち」「プライバシー管理」にて設定することができます。

 

 

 

ただ、私のように仕事柄電話番号を検索してLINE登録なさるお客様が見える場合、なかなかそれをオフにすることができません。

 

迷惑メールを受信拒否できないのと一緒で、この辺はどうしようも無いのが現状ですね。

本当、困ったものです。

 

ですが、そういう必要が無いのでしたら、無条件で

・IDや電話番号で友だち追加を「許可しない」

・メッセー受信拒否を「オン」

にいたしましょう。

 

こういう事は被害に遭わないようにするためにもご自分だけで無くご家族や子供さんたちとも是非コミュニケーションをとって確認し合ってください。

 

この私が引っかかるわけ無いよ!

 

と言う方に限って・・・引っかかるのですよ。これが。

お客様から写真が飛んできました。

 

 

この間、アカウントが盗用されるケースが頻繁に行っているため、お客様の個人情報の安全を守るために、アカウント保護の質問を設定してください。下記の設定をお願い申し上げます。ご支持ありがとうございます。
こんにちは、このメールはLINEで自動送信されています。
以下のURLをクリックし、アカウント設定手続きにお進みください
https://line.me/R/au/email/auxthg32jpzoc5gqbvqxvojy4lp1ff9w/1569
 
──────────────────
LINE
LINE Clorpouration
──────────────────
 

これって迷惑メールですよね?

 

とお客様。

 

はい!その通りです。

 

で終わりました。

 

まずもってLINEからEメールが来たのを私は見たことがありません

 

LINEはEメール登録が必須ではありませんので、まずもってEメールにて届いたLINEからのメールはほぼ100%なりすましの迷惑メールとみて結構かと思います。

 

他にも以前別のお客様よりLINEからメールが来たと問い合わせを頂戴しています。

 

 

 

 

 こういったEメールスパムより、LINEの場合むしろ怖いのは携帯の電話番号に飛んでくるSMS(ショートメッセージサービス)です。

iPhoneでいうメッセージですね。

 

LINEは電話番号と紐つけしますので、使用開始時などでSMSが飛んできます。

 

 

なので、無差別でSMSにLINEを装ったなりすましメッセージが飛んでくることが有ります。

それにだまされないようなさってください。

 

本物か、偽物か、即返信したり番号を入力したりせずに、一息おいてそれが本物か偽物か、

そのメッセージが来る前に自分はLINEのなにかアクションを起こしていたか(アクションを起こさない限りLINEからはメッセージは来ない)、

考えていただいてから対応をお願いいたします。

 

だまされてからでは、乗っ取られてからでは、個人情報を盗られてからでは遅いのですから。

 

 

昨日いきなりニュースが飛び込んできました。

 

Wi-Fi (無線LAN) の最新のセキュリティ規格WPA2に脆弱性が見つかったと言う事です。

 

・WPA2の脆弱性「KRACKs」公開、多数のWi-Fi機器に影響の恐れ

 (CNETの記事より)

https://japan.cnet.com/article/35108859/

 

 

どういうことかと言いますと、ぶっちゃけ攻撃者はWi-Fi回線に侵入後、「KRACKs」脆弱性を使って暗号を突破し、

そのWi-Fiにつながっているクライアント(そのWi-Fiのユーザーたちですね)のデーターや個人情報を盗むことができると言うことです。

もちろんその端末にウィルスを仕込むことも可能と言うことです。

 

 このWPA2というのは暗号のプロトコルです。

最近のWi-Fi機器には当然のように付いていて、しかも標準のセキュリティになっています。

 

Wi-Fiにつなごうとすると、パスワードを聞いてくると思います。これが今はほぼWPA2になっていると言うことですね。

最近では旧タイプのセキュリティであるWEPやWPA1のWi-Fi機器に接続すると、iOSとかでは「安全で無い接続」と表示されます。

 

 

今回プロトコルの脆弱性が問題と言うことなので、このパスワードを別のものに変えても意味がありませんのでご注意ください。

(パスワードを変えれば対策できるというものでは無い)

 

対策は、

●Wi-Fi機器のファームウェアを最新のものにする

●使用しているパソコン・スマートフォンのOSやWi-Fiドライバを最新のものにアップデートする

の二つです。

 

ですが、今のところ公式に対応しているという発表があったのはマイクロソフトのみです。

なので、Windowsを使用させている場合、10月10日に行われたWindowsUpdateが適用されていればOKです。

 

・Wi-Fiを脅かす脆弱性「KRACK」、各社の対応状況は--MS、アップル、グーグルなど

   (CNET 記事より)

https://japan.cnet.com/article/35108863/

 

適用されていなければ、即アップデートを行いましょう。

 

 

※10月18日追記----------------------------------

一日経ち、各メーカより対応予定の発表がありました。

その中で、無線LANアクセスポイントはアクセスポイントモードやルーターモードで使用している限りはファームウェアアップデートの必要は無いということでした。

 

・BUFFALO  無線LAN製品のWPA2の脆弱性について

http://buffalo.jp/support_s/t20171017.html

 

・IOデータ機器  WPA2の脆弱性に関する弊社調査・対応状況について

http://www.iodata.jp/support/information/2017/wpa2/

 

・NEC  【重要】「WPA2」の脆弱性に関するお知らせ

http://www.aterm.jp/product/atermstation/info/2017/info1018.html

 

・エレコム WPA2の脆弱性に関する弊社調査・対応状況について

http://www.elecom.co.jp/support/news/20171018/

 

・ネットギア  【重要】弊社無線製品のWPA2脆弱性対応状況について

https://www.netgear.jp/supportInfo/NewSupportList/209.html

 

・ヤマハ  「Wi-Fi Protected Access II (WPA2) ハンドシェイクにおいて Nonce およびセッション鍵が再利用される問題」について

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/JVNVU90609033.html

 

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 それ以外、特にiPhoneやAndroidスマートフォンでは、まだ対策アップデートされていないので、アップデートされるまでは、

特に誰でも使える公共のWi-Fiスポットでの使用はできるだけ避けた方が良いかもしれませんね。

 

攻撃者はそういう所で他人のスマホやパソコンに侵入してデーターや個人情報を抜き取ったり、その機器媒介にして他人への攻撃を行うのですから。

 

 自宅のWi-Fi機器に関しては、そこから侵入されるというのは個人ではよほど無いと思いますので、

(あなたに個人的な恨みがあったり、あなたや御社の情報を盗ろうとピンポイントで狙っている方で無い限り)

緊急に対策するものではありますが、そこまで神経質にならなくても良いかと思います。

 

ですが、近々配信されるであろうお使いのWi-Fi機器のファームウェアは可能な限りアップデートしておきましょう。

※Wi-Fiベンダーによって対策のスピードが違うと思いますので、詳しくはお使いのWi-Fi機器メーカーのサポートもしくは詳しい方に確認いたしましょう。

 

 危険なのは攻撃者が無差別に侵入できる公共のWi-Fiです。

心配でしたら対策前(アップデート前)のスマートフォンやパソコンで公共のWi-Fiスポットにログインするのは、しばらくは避けた方が良いかと思います。

 

 

 また、マイクロソフトの対策からして、セキュリティソフトでも対策が施される可能性が高いです。

「ノートンセキュリティ」「ウイルスバスタークラウド」をはじめとする各社のウイルス対策ソフトはパソコンだけで無くいまやスマートフォンにも対応していますので、可能な限りインストールしておくのをお奨めいたします。