iPhone・iPad等のOS(基本ソフト)iOSが10.2から10.3へアップデートされ、今朝未明配信されました。
今回のアップデート、機能的には大きな変更はございません。
AirPodを探せるようになる、Siriの機能向上、AppleIDの確認がしやすくなる程度で、後はセキュリティのアップデートが中心です。
ですが、今回一番大きなアップデートは機能では無く、フォーマットが変わると言うことです。
今までの HFS+ フォーマットから、 AFS (Apple File System) フォーマットに変わります。
わかりやすく例えますと、プログラムやデーターが畑の作物とするならば、フォーマットは土壌。
作物は変わらないのに、土壌自体を全く別の物に変える・・・と言う事です。
そのため、今回のアップデートにはフォーマット変更という行程が入ります。
アップルの場合、フォーマットを変えるともう元には戻せません。
また、もしアップデート中に何かトラブル、アップデート後でもご使用のアプリがまだiOS10.3未対応で動作しない等トラブルが起きた場合、
今回は対処できない可能性が高く、またフォーマット変更中にトラブルが起きた場合、最悪iPhoneが起動しなくなる可能性があります。
今回のアップデート時は、できれば必ずバックアップをおとりのうえアップデートなさることをお奨めします。
iTunesを使ったフルバックアップの方法は私の過去のブログ
・iPhone・iPadで撮った写真や動画データーをパソコンにコピー(バックアップ)する方法
http://ameblo.jp/pctascal/entry-11932107809.html
にてご紹介しています。
iCloudでもバックアップを取ることができますが、無料の場合5GB迄なので、フルバックアップするためにはまず有料プランへの加入が必要になる方がほとんどでは無いかと思います。
データレベルのバックアップでしたらiCloudでも十分行けると思います。
今回のアップデートはどうぞ細心の注意を払ってアップデートなさるよう、ご注意ください。