iPhone・iPadで撮った写真や動画データーをパソコンにコピー(バックアップ)する方法 | Tascal PCサポート情報

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新型iPhone6、iPhone6 Plusが発売されました。

また、OSもiOS7からiOS8にアップデートされました。
来月には新型iPadの登場も噂されています。

 ところで、iPhoneやiPadで撮った写真や動画・・・どうやってコピーするのでしょう?
新しいiPhoneへデーターやアプリごと移行するのでしょう。。。

移行で一番よい方法はiTunesやiCloudをつかった「バックアップ」&「復元」です。
個人的にはiCloudでのバックアップはまず間違えなく有料プランに入らないといけませんし、
もしiCloud乗っ取りにあったらすべてのデーターは乗っ取り犯に持って行かれてしまいます。

そういうリスクもありますので、パソコンがあれば、iTunesをつかって、パソコンにバックアップする方法をおすすめいたします。
(以降iPhoneで説明しますが、iPadでもほぼ内容は同じです)


バックアップの方法はiPhoneをパソコンに接続し、
iTunes→iPhoneを選択、すると下記のような画面が現れます。

 

ここで、バックアップを「このコンピュータ」を選びます。
データーの漏洩が怖い場合、「iPhoneのバックアップを暗号化」を選び、パスワードロックもします。

そして、「今すぐバックアップ」でそのパソコンにiPhoneのデーター・アプリがバックアップされます。
戻すときは「復元」を選びます。データー・アプリがまるっとバックアップされますので、iPhoneを買い換えたときのデーター移行にも役立ちます。

※もちろんiPhoneの使用容量分だけ、パソコンのデーター領域に空き容量がないといけません。
iPhone6などは128GBモデルもありますので、フルにバックアップするとパソコンでも結構な容量をとりますので、ご注意ください。

一番下に今使っているiPhoneのデーター量がメーターで表されますので、参考になさるとよいと思います。
 
 
  


 さて、ここから本題です。

では、撮った写真や動画データーをどうやってパソコンにコピーするのでしょうか。
パソコンコピーできれば、iPhoneからその写真を削除してiPhoneの空き容量を増やすことができます。

以下にWindows7(Vista)でのコピー方法を記します。Windows8でもMacOSでも、画面は違いますが、同じようにできます。

●パソコンにiPhoneを接続すると、コンピューター欄に「iPhone」が現れます。
 


●ダブルクリックすると「Internal Strage」アイコンが現れます。これでiPhoneが外付けドライブとして認識されました。
 


●ダブルクリックで「DCIM」フォルダーが現れますので、その中に写真・動画データーが格納されています。
ここからパソコンに必要なデーターをコピーして、写真・動画のバックアップをお取りください。
 ※コピーできるのは写真・動画データーだけです。音楽データー・書類データー・アプリはコピーできません。
 
また、iPhoneはパソコンに保存した写真データーを持ち運ぶこともできます。
もちろん、iPhoneで撮った写真だけでなく、普通の画像データーを持ち出すことも可能です。

方法は、やはりiTunesを使用します。
iTunes→iPhoneで、「写真」を選択します。

写真の共有元にレ点を入れ、「ピクチャ」にすると、パソコンのマイピクチャーの中が一覧に表示されます。

選択したフォルダーを選びます。
 ※すべてのフォルダーを選んでもよいですが、その場合マイピクチャーの写真データーすべてをコピーしますので、
iPhoneの容量にご注意管sだい。
 ※動画もコピーする場合は「ビデオを含める」にレ点を入れます。

iPhoneで持ち運びしたいフォルダーを選択し、同期ボタンを押して同期

 

以上で、パソコン内になる好きな写真や画像データーをiPhoneで持ち運ぶことができます。


 さて、ではパソコンを使わずにデーターをバックアップする方法はないのでしょうか・・・

一番有名なのはクラウドを使用する方法です。
標準添付のiCloudを使う方法。ただ、これですと写真を選択して保存することができません。

必要なデーターをコピーしたい場合、有名なのは
dropbox
google Drive
One Drive
でしょうか(クリックでアプリページに飛びます)
もちろんほかにも多々あります。

また、iOS8からはiCloud Driveという上記と同じような機能が追加されたiCloudも発表されましたので、
このiCloud Driveを使用するという方法も将来的にはあると思います。
※ただ、iCloud DriveはiOS8とヨセミテ、Windows7,8しか同期しませんので、ご注意ください。

iCloud Driveを使用するにはiOS8が必要です

ここでは紹介だけで、やり方等は割愛しますが、クラウドはアカウントとパスワードが漏れるとデーター漏洩の危険性もあることを忘れないでください。

 ※2015年4月13日、クラウドでコピーする方法をブログに公開しました。
 ・iPhone・iPadで撮った写真や動画データをクラウド経由でパソコンへ保存する

最後に、物理的な方法でバックアップすることもできます。

iPhoneやiPadはアンドロイド機器と違い、外付けストレージ(SDカードやUSBでパソコンメモリーなど)に対応しておりません。

これは、iPhone・iPodという機器は発売当初Appleでは「パソコンのサブとして使う」という役割の商品でした。
そのため、データー持ち運び用の外付けストレージとしての役割もありました。

iPodをパソコンにつなげるとUSBメモリーのように使うことができるのもこういう理由です。

 なので、USBメモリーとして使うものにUSBメモリーはつかないのです。

ところが、ここに来てGmobiというアメリカのメーカーからiStickという商品が発表されました。

これはiPhone・iPadのLightning端子に接続し、データーをバックアップ。
そしてパソコンにはUSB端子でコピーできる!という優れものです。
もちろんUSBメモリーのようにiPhoneのデーターバックアップ機器として使ってもよいと思います。

日本ではpqiと、IODATAが発売しています。
pqi製品ページ
IOデータ製品ページ iOS用Lightningコネクター搭載 USBメモリー「iStick」

これ、便利ですよ~。

興味がありましたら、youtubeに紹介動画がありますのでもしよかったらみてみてください。
 (※ちなみに動画内で案内しているAirdrop機能はバックアップではなくて、iOS同士でデーターを共有する機能のことです。→ (AirDrop を使ってワイヤレスでコンテンツを共有する