Windows10に標準搭載されているメールアプリは、IMAPメールで運用しやすいように設計されています。
IMAPメールとPOPメールの違いは以前のブログで紹介いたしました。
・Windows10メールアプリをPOPで使うときは注意が必要、っていうかメインアプリでは使えない
逆に言えば、YahooメールやGmailなど、IMAPで使用するには結構都合の良いメールアプリです。
フォルダーの同期もしてくれますし。
私も今までのプロバイダメールはWindowsLiveメールもしくはOutlook2016で、
GmailやYahooメール、hotmailはWindows10メールアプリを使用しています。
そのほうがはるかに都合がよいです。
そんな中お客様から、
Gmailの迷惑メールに、たまに必要なメールが届くことが有り、
Windows10メールアプリは迷惑メールフォルダーがないから、そのたびにブラウザで確認しないといけなくて不便
とのお話をちょうだいいたしました。
じつは・・・あるのです。迷惑メールフォルダー。
IMAPメールの利点はフォルダーがすべてのメールアプリで同期すること。
これが見られなければ意味がありません。
今まではフォルダーを作ることはできませんでしたが、
最近のアップデートでWindows10メールアプリはフォルダーを作ることが可能になりました。
フォルダーの場所は、Windows10アプリの「その他」にあります。
その他をクリックすると下記のように現れます。
これが、Webブラウザでで見るメールフォルダーと一致します。
(Gmailで案内していますがYahooメールやOutlook.jpメールでも同じです)
フォルダーの作成方法は、その他フォルダー上でマウスを右クリック→新しいサブフォルダ―の作成 です。
これでフォルダーの作成ができました。
当然Webブラウザーで見るメールにも作ったフォルダーが現れます。
その逆もOKで、Webブラウザーで作ったフォルダーも、同期するとWindows10メールアプリに現れます。
POPでは非常に都合が悪く使いにくいと思われるWindows10メールアプリも、
IMAPメールをお使いの場合はかえってWindows10メールアプリのほうが(個人的には)使いやすいと思います。