予約していないはずなのにパソコンの電源入れたらWindows10セットアップ画面になっていた | Tascal PCサポート情報

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先日マイクロソフトがWindows10の無料アップグレードを推奨に格上げしました。

2月1日よりWindows10へのアップグレードがWindowsUpdateで「推奨」に格上げ

その時から危惧していましたが、案の定私のお客様でもあちこちで、

予約していないはずなのにパソコンの電源入れたらWindows10セットアップ画面になっていた

というトラブルが相次いでいます。
本来有料なのに、期間限定無料でOSがアップデートされるのに、これを「特典」と呼ばず「トラブル」と呼ぶのが・・・ねぇ。

これは、WindowsUpdateを自動更新にしていると、今まではオプションだったので、強制ではなかったWindows10の無料アップグレードが強制に徐々に変わってきてしまっていることにより起こります。

まず、WindowsUpdateの画面を開き、下記のようにWindows10アップグレード予約がされているかどうか確認してください。

 
  


予約されていたらご自分の意志にかかわらず、勝手にWindows10の無料アップグレードが遅かれ早かれ始まります。

 


※以降、ソフトや周辺機器が対応していないなどで、Windows10にアップグレードされたくない方への手順をご案内しています。
Windows10にアップグレードされたい方はそのままにしておけば勝手にWindows10セットアップ画面が出てきますので、OSのアップグレードを行ってください。


 もしWindows10の無料アップグレード予約がされていたら予約の取り消しをしてください。

方法は「Windows10を入手する」アイコンを開きます。
ここで、もしアップグレード予約をしていなければ、下記のようになりますが、赤枠内どこを押してもアップグレード予約をしたことになりますので、ご注意ください。

 


右上の「三」みたいなメニューアイコン →  確認の表示 
※確認の表示になっていたら間違えなく予約されています。

 
 
※アップグレードの予約になっていたらまだ予約されていません。

 


確認の表示 → 予約の取り消し にて予約を取り消すことができます。

 
この方法は、過去のブログでも書いております。

Windows10アップグレード予約取り消しの方法

また、予約は取り消してもWindowsUpdate内にWindows10の無料アップグレードプログラムが残っているので、私のブログの下記手順でアップグレードプログラムを非表示にして自動更新に引っかからないようにしてください。

Windows10をWindowsUpdateでアップグレードインストールしないようにする

これで予約を取り消しましたが、一番最初に書きましたとおり、マイクロソフトは強引にWindows10の無料アップグレードを推進しています。

今後もWindowsUpdateのポリシー変更等で、Window10にあげたくないのに勝手にあげられることがあり得ると予想されますのでご注意ください。

もうWindowsUpdateの自動更新に振り回されるのはいやだ!!

と言う事でしたら、自動更新自体を8月までは止めておき、手動でWindowsUpdateを実施してください。

手順は下記私のブログにて
2月1日よりWindows10へのアップグレードがWindowsUpdateで「推奨」に格上げ

また、それでも予期せずWindows10の無料アップグレードが効いてしまいWindows10になってしまった場合、一ヶ月以内なら私のブログの下記手順で元のWindowsに戻すことができます。

・アップグレードしたWindows10を元のWindows7,Windows8に戻す

参考なればと思います。


※4月8日追記
 私のお客様で、4月11日にWindows10の無料アップグレードが予約されていて、しかも今現在でキャンセルできないという事例がございました。
 おそらくWindows10の無料アップグレード予約の予約なのでしょう。
つまり、4月11日になると上の状態になるので、その日に取り消しをしないといけないと言う事です。
 そういうパターンに入ったら当日予約を取り消すか、最悪Windows10の無料アップグレードが始まってしまった場合、セットアップ途中で必ずアップグレード「承諾する」「拒否」の選択画面が現れますので、そこで

「拒否」を選択 → もう一度「拒否しますか?」と聞いてきますので「拒否」 → 元のバージョンに戻しますか?と聞いてきますので「はい」

を選択するとWindows10セットアップから元のWindowsに戻すことができます。
(ただし時間がかかりますので、2~3時間パソコンが使用できない状態になります)

また、元のWindowsに戻したとき、Windows7の場合ですと言語バーが消えるトラブルも出ています。

対処は過去の私の記事をご覧ください。

Windows10アップグレードからWindows7に戻した後日本語入力の言語バーが表示されない

今回のマイクロソフトの強引さには本当閉口します。個人的には横暴だとさえ感じます。


※4月10日追記

対応方法がわかりましたので、記事に致しました。
私のブログの下記リンク記事をご覧いただけましたらと思います。

Windows10への強制アップグレードスケジュール解除の方法