外付けハードディスクにデーターのバックアップコピーをしていたら、
”プロパティを含めずにこのファイルをコピーしますか?”
のメッセージが出たんだけど、どうしたらいい?
のご質問をいただきました。
私のパソコンでもこのメッセージは出ますので、再現してみました。
ファイルをコピーしていると下記のようなメッセージが出ることがあります。

困るのは、この状態でコピーも一時ストップするので、メッセージの意味を知らないとこのお客様のように「どうしよう・・・」と悩んでしまいます。
このメッセージはフォルダーごとコピーしていてもでることがあります。

では本題です。
このメッセージは、
そのファイルに書き込まれている詳細情報(プロパティ)がコピー元とコピー先でフォーマット形式が違うために、(データーそのものではなく)プロパティ情報がコピーできません。
という意味です。
WindowsのNTFS・LinuxのXFS・MacのHFS+・DOS時代からあるFAT/FAT32など、
ハードディスクやSDD、USBメモリー、SDカードにはいろいろなフォーマット形式があります。
そして、フォーマットごとにファイルにつけられているプロパティというのは違います。
データーのバックアップやコピーなどで、WindowsNTFSフォーマットのパソコンから、特にMacやNASなどのLinux系ディスクへコピーするときによくこのメッセージは出ます。
USBメモリーでもたまに出ますかね。
プロパティはWindowsではそのファイルを右クリック→プロパティにて確認することができます。

結論としては「はい」にて問題ありません。
プロパティはコピーされませんが、データーそのものに影響はありません。
ここでいうプロパティというのはフォーマット毎に違う情報であるプロパティなのですから。
複数ある場合、
同じ処理を現在の項目すべてに適用(○個)に☑を入れて「はい」です。
それで大丈夫です。

そうはいっても、やっぱりそのプロパティもコピーしたいので・・・
ということでしたら、コピー元のフォーマット形式と同じフォーマットのコピー先を準備・選択すれば問題ありませんね。
でもまあ、個人的にはそこまで神経質になる必要ないと思いますよ。