今回の最大の目玉は、Windows7、8、8.1ユーザーは最初の1年に限りWindows10へ無料でアップグレードできることです。
マイクロソフトも派手に宣伝していますし、アップグレードページでは「簡単で安心、しかも無料」と言っています。
マイクロソフトWindows10のWEBページ
ではここで、各ハードメーカーのWindows10無料アップグレード対応状況をまとめてみようと思います。
総じて言えるのは、
OSメーカーのMicrosoftはWindows10への無料アップグレードはWindows7・Windows8・8.1が対象なのに、
その対象Windowsを搭載しているパソコンのハードメーカーのほとんどは、
2012~2014年以降発売のパソコンしかWindows10アップグレードをサポートしないところが多い
・・・と言う事です。
※7月19日現在、マイクロソフトの仕様に沿ったパソコンすべてをWindows10アップグレード保証予定のメーカーはacerだけ。
つまり、
たとえメーカー製のパソコンはWindows10へ無料アップグレードできても、
そのパソコンが動作するために必要なドライバー・プリインストールソフトなどをパソコンメーカーはWindows10に対応させず、
結果としてWindows10にするのをメーカーが保証しないという機種が大量に出回る可能性がある・・・
と言う事です。
もっと簡単に言うと、
たとえば2010年に買ったNECのWindows7パソコンをお持ちの場合、
マイクロソフト:スペック的に条件が合っていますから、是非この機会にあなたのパソコンをWindows10に無料アップグレードしましょう!!
となりますが、
NEC:2010年のパソコンはメーカーとしてはWindows10サポートしませんから、あなたが勝手にWindows10にアップグレードして何か問題が起こってもメーカーとしては知りません(サポートしません)。
ということなのです。
リアルに富士通のWindows10サポートページでは・・・
「Windows 10は、すべてのWindows 8.1、Windows 7パソコンに1年間無償でダウンロードできるとマイクロソフト社よりアナウンスされておりますが、以下の対象機種にない当社製パソコンについては、動作確認情報および対応のドライバなどの提供、サポートを行いません。」
って書いてあります。
矛盾してますよね・・・・
・・・でもまあ、我々サポートのプロにしてみたら多分そうだろうなぁ・・・と思っていた事なんですけどね。
いままでパソコン業界ずっとそうでしたから。
ですが、普通の人には理解できないですよね。これ。
そのパソコンに・・・・

このアイコンが出ていないという保証はあるのでしょうか・・・・
出ていたら普通アップグレード予約・・・しちゃいますよね。
※現に上の画像は2011年4月発売の富士通LIFEBOOK S560/Bの画面なのです。
予約した後でWindows10は動くけど、添付のソフトやドライバーなどがちゃんと動かず、
メーカーに文句言ったら
「その機種は未対応(ノンサポート)です。メーカーとしては関知しません。ちゃんとWEBページに対応機種は発表しています」
って言われるのですよ~~。
Windows10無料アップグレードのアイコンが出てこないパソコンが多いのも、もしかしたら各ハードメーカーが
マイクロソフトに依頼をして出さないよう制御しているのでは・・・と勘ぐってしまいますね。
まあ、その通りで未対応機種は絶対出ていないのであれば、それはそれで文句ないのですがね。
かえってその方がユーザーも納得するのでそのほうが良いのですが。
・・・きっと出てるパソコンもあるんだろうなぁ・・・・
これだけ派手にマイクロソフト宣伝しているし、おそらく7月29日過ぎたらテレビや新聞などメディアも派手に報道するでしょうから・・・
絶対怒り狂う人いますよね、これ。
し~らないっと。
ということで、勝手なことばかり言っている各メーカーのWindows10対応情報です。
我々ができることは、Windows10無料アップグレードをする前に、
ご自分がお使いのパソコンがWindows10をメーカーが動作保証してるかどうか確認するぐらいなのです。
型番レベルは各リンク先を確認ください。
●マイクロソフトによる互換性まとめサイト
Windows10互換性&早わかり簡単操作ガイド
●NEC
Windows 10 サポートのご案内
Windows10アップグレード対象機種一覧
2013年5月以降発表のLaVie(LAVIE)、LaVie Tab W(LAVIE Tab W)、VALUESTAR
のみサポート。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●富士通
Windows 10アップグレード対象機種について
2012年10月以降発表のESPRIMO、LIFEBOOK、ARROWS Tab、STYLISTICシリーズのみサポート。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●東芝
Windows 10 アップグレードサポート対象予定機種について
2014年5月以降発表のDynabookシリーズはサポート。2013年7月以降も対応予定。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●Panasonic
Windows 10 サポート 評価情報
2013年6月以降に発売のレッツノートをサポート。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●SONYのVAIO
Windows 10情報
Windows8以降のモデルはサポートする。Windows7SP1搭載モデルも簡易動作確認は行う。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●株式会社VAIOのVAIO
Windows 10アップグレード情報
全機種対応予定(新しい会社ですから、まあこれは当然でしょうね)
●EPSON DIRECT
Windows 10 無償アップグレードのご案内
2013年8月以降販売したEndeavorシリーズ、Endeavor SシリーズのPCのみサポート。
それ以前の機種はWindows10ノンサポート。
●マウスコンピューター
Windows 10 無償アップグレード
上記リストによる
●DELL
Windows 10へのアップグレードをテスト済みのコンピュータ
上記リストによる
●lenovo
PCの画面に「Windows 10を入手する」というアイコンが表示される場合についてのお知らせ
WINDOWS10 アップグレード対象製品
上記リストによる(随時更新)
●hp
HP PCのWindows 10対応について
2015年発売のPCはサポート。それ以外は7月19日現在未発表
http://www8.hp.com/jp/ja/ad/windows_10/upgrade.html
上記リンクに型番を入れるとリストが出てきます。
●acer
Windows 10 Nowへアップグレード
互換性のあるパソコンはすべてWindows10無料アップグレードをサポート予定
●ASUS
Windows10 Do great things
Windows 10 アップグレード 対応製品一覧(PDF)
上記PDF参照
●Apple (BootCamp)
Boot Campサポート
Boot Camp を使って Mac で Windows 10 を使う
上記リストのMac
※主なパソコンソフトメーカーのWindows10動作確認リンク記事はこちら
OSメーカーがWindows7とWindows8は最初の一年は無料でアップグレードしますって言っているのに、
そのOSを積んでいるパソコンメーカーはそれをサポートしない。
それを使っているユーザーさんは普通怒るよね。
私なら怒る。
でも、メーカーも販売店も「そういうルールですから。WEBページで発表していますから」で逃げちゃうんですよ。
また、未対応と知っていてアップグレードをやめようとしている方も、WindowsUpdateでもしかしたら知らないうちにWindows10にあがってしまうかもしれません。
本当・・・これどうなるんだろ・・・・