インターネット「忘れられる権利」とは | Tascal PCサポート情報

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 先日、お客様とご一緒に清洲にある天然温泉「湯吉郎」に行って参りました。
そこで、このようなポスターが貼ってありました。

 


どうも、ネット等でこの温泉が閉店する・移転するという噂が流れてしまったとのことでした。
この手の話は、有りもしないことが噂で流れてしまうのと、
俗に言う「火のないところに煙は立たぬ」というのとありますので、本当かうそかの判断は、なかなか難しいところがあります。

 人々の噂同様、インターネットに流れてしまった情報は基本拡散してしまい、
「覆水盆に返らず」どころか、もはや止めること自体が大変なことになってしまいます。
特に最近はSNSの普及により、その記事が事実かどうかの確認をしないまま、リツイートやイイネをする人が多く、被害を被る方も多々。

 一方、人によっては過去のに起きたことや汚点が、いまだにヤフーやグーグル検索をするとでてきてしまい、
今となっては濡れ衣同様な情報をインターネット上から消したいと願う人も多いはずです。

 果たしてそういう、インターネット上に流れてしまった情報、特にデマなどは消すことができるのでしょうか?

こういったインターネット上に流れてしまったプライバシー情報や噂を削除する権利のことを
「忘れられる権利」と言います。

2011年、スペインで過去の過ち、一度だけ撮ってネットに出してしまった自分のヌード写真のせいで、
ずっと仕事に就けなかった女性が裁判により、その情報を消さなかったGoogleに勝訴しました。
世界で初めて、「忘れられる権利」が認められた裁判でした。

以降、この「忘れられる権利」は徐々に浸透してきて、今年3月30日ヤフージャパンもプライバシー保護の対応方針の中で言及いたしました。

 


 インターネット上で自分の名前や会社・屋号を入力して検索することを「エゴサーチ」と言います。
ヤフーやグーグル、Twitterなどで一度ご自分の名前を入力して検索して見てください。
ご自分にとって不利になるような情報やプライバシー・・・出ていませんでしょうか?大丈夫でしょうか。

また、最近はスマートフォンの普及により、手軽に写真を撮ってSNSにアップロードする方が多いです。
「自撮り」といい自分を撮る方も増えて参りましたね。

そのなかで、見知らぬ人の顔が同じ写真の中で映ってしまっていた場合、SNSにアップロードする時、その方の許可をもらう必要があります。
通行人で偶然映ってしまっていてもです。
だって、もしその方がお忍びか何かでそこにいた場合、その写真をSNSにアップした為に自分が訴えられる可能性があります。

また、写真はちゃんと他人をモザイク等で隠している方も、動画をアップするときはノーマークということも多々。

 その人の人生、企業の業績を左右しかねないインターネットに流れてしまうプライベート情報や、濡れ衣同様のうわさ話。

ご自分がそのような目に遭わぬよう、もし遭った場合はどうしたらよいか。
また、ご自分が気づかないうちに「忘れられる権利」により訴えられる可能性もある。

ネットのプライバシー問題、真剣に考える時代になってきています。


※参考にした記事
・ITmedia
ヤフー、プライバシー保護の対応方針を公表 「忘れられる権利」にも言及
・NHKクローズアップ現代
“忘れられる権利”はネット社会を変えるか?