客先でオンラインシステムのセットアップサービスサポート中、オンライン先より顧客データーが暗号付きの圧縮データーで送られてきました。
Zipファイルという、Windowsでは標準の圧縮データーでした。
この圧縮データーというのは、たくさんのファイルを一つにまとめたり、大きなデーターを圧縮して小さくしたりするのに使います。
過去のブログでも書きましたが、パソコンメールではあまり大きなファイルを添付しないというのがマナーです。
このZipファイルはWindows標準と言うこともありよく使われています。
フォルダーにチャックのマークがあった場合、それは圧縮ファイルのですので、そのままでは使用できません。
圧縮を展開(解凍)してから使いましょう。
方法は“Zipファイルをマウスで右クリック”→“すべて展開を左クリック”です。
ところが今回、この方法で展開しようとしたら、
問題を引き起こす可能性のあるファイルが見つかりました。
コンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスがブロックされています。
と表示され、展開することができませんでした。
これは、展開した後のファイルがexeファイル(実行ファイル)だったため、
ウイルスなどでコンピューターに危険なプログラムを書き込まれる恐れがあるために、ブロックしてしまうのです。
この表示が出た場合、まずWindowsに「このファイルは安全ですよー」ということを教えないとブロックが解除されません。
解除の方法は、
“Zipファイルをマウスで右クリック”→“プロパティを左クリック”
そして“全般”タグの中にある“ブロックの解除”→“適用”で解除されます。
これで、普通に展開できるようになります。
もちろんWindowsがブロックしているわけですから、実行ファイルが送られてきた場合、
絶対に安全(もしくは信用できる相手)という確証が無い限り、ブロックの解除には注意を願います。