学習には4段階のステップがあります。
それは、
「無意識的無能」
「意識的無能」
「無意識的有能」
「意識的無能」
このブログに辿り着いたということは、今、まだおそらくあなたは、コミュニケーションに関して、
「無意識的無能」
の段階です。
無能というと失礼な言葉に聞こえるかもしれませんが、これは便宜上です。
「無意識的無能」とは、
下手くそなことを知らない状態のことです。
例えば、あなたが、ギターをひいたことがないとして、
ギターが上手いか、下手かと言われたら下手なんでしょうが、
意識として、才能があるのか、ないのかがわかんないですよね。
つまり、自分の有能性も無能性も無意識的なのがこの領域なのです。
これを一生懸命練習していただくとどうなるかというと、
自分が下手くそであるということがわかります。
この段階を
「意識的無能」と言います。
8割近くの人が、ここで、やることを諦めてしまいます。
「うぁ。才能ないは。俺、私。」
2割くらいの人は、やります。
「下手やからこそ頑張る。」
やった人はどうなるかというと、当たり前ですが、個人差もありながら時間を経て、
「意識的有能」と言います。
これをさらに続けていくと、
「無意識的有能」になります。
この状態を目指してもらいます。
コミュニケーションにおいて、この状態になると、認識論的な視点が当たり前なので、
「目の前の相手が喜んでいるのか?悲しんでいるのか?」
ではなく、
「この人は、どういう座り方をしていて、どういうテンポで話しているのか、どう呼吸しているのか」を観る。
その後で、意味付けというものはいくつも選べるのだということをこれからわかってきます。
トレーニングを重ねれば、
「無意識的有能」まで必ず行きます。
我々プロのセラピストは、クライアントがセッションルームにくるなり、いきなり主訴、
つまり「今日何をしに来たのか?」という各論に入らずに、雑談をします。
雑談をしながら、クライアントがどのような体の使い方をしていて、どういうテンポで話していて、どういう目の動かし方をしているのかを
5分から15分くらいで情報を集めます。
それで、だいたいこの人がどのような問題を抱えているのかが、わかります。
この時点で、クライアントの情報収集は半分以上終わっています。
そして、各論に入り、この人の問題を確認していくということです。
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